テーブルタップ磁石留め改良版 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前にテーブルタップを留める工夫を書きました。磁石を貼り付けた板をテーブルタップに取り付け,椅子の下の鉄片にくっつけるものでした。これは,テーブルタップに板を取り付けるという加工をするのでグレーです。今回は,椅子の下に磁石を貼り付けた板を取り付け,テーブルタップの裏にある鉄の部品を引き付けることを考えました。この方式ではテーブルタップに全く加工を施さないのでbetterだと思います。テーブルタップの鉄の部品は小さいので,4個の磁石を用いることにしました。鉄片を吸いつけた時,最大の力が発生するよう,磁石は表側が交互にNSNSとなるように配置しました。テーブルタップサイズの合板の4か所にくぼみを作り,エポキシ系接着剤で貼り付けました。椅子の下に取り付けるための穴も開けてあります。木ネジが飛び出さないよう,ザグリも入れてあります。


 磁石は強力なので,接着剤が固まる前に隣同士が引き付け合ってはがれてしまう恐れがありました。そこで,接着剤で付けた後木材を押し当てて工作用ピンチで留めて一晩待ちました。


 下は椅子の下の写真です。磁石を付けた板にテーブルタップがうまく貼り付けました。これで床のテーブルタップの電線は少しすっきりしました。