連立方程式を加減法で解く際,括弧内の値を記号に置き換えることにより,括弧の多重化を防ぐことができ,比較的容易に変数を1つに絞り込むことができました。1つの変数が求まると,2つの変数の式に代入して2つ目の変数が求まります。それらを利用することを繰り返すことにより全ての変数が求まります。そこで実際の値を入れて計算して,検算することにしました。エクセルを用いているので得意の所です。
エクセルではそれぞれの定数に名前を付ければ計算式が見やすくなります。名前を用いない場合,“=A15*C23-A16*C24”が,名前を用いると“_x1*_x3-_y1*_y3”のようになり具体的になります。なお,名前の先頭に“_”をつけるのが私固有のやり方です。これが付いているものはセルの名前であることがすぐにわかります。ここでは,xとX,uとUなど,大文字と小文字を区別しています。しかし,エクセルのセルの名前では,大文字,小文字を区別してくれません。そこでやむを得ず,大文字は文字を2つ並べることにしました。すなわち,uは_u,Uは_UU(エクセルでは_uuと同じ)としました。