室内ダイポールアンテナの接続部作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 目覚ましのラジオはワイドFM放送をかけています。録音された音声には雑音が入っていますので外部アンテナを接続したいと考えていました。すでに軒下にダイポールアンテナを張った話はしました。FMラジオにはロッドアンテナが付いていて,外部アンテナ端子はありません。外部アンテナの同軸ケーブルのどちらかをロッドアンテナに繋ぐ方法が,ある放送局のHPに載っていました。ここでは別のことを考えました。ロッドアンテナと平行にダイポールアンテナを張るのです。外部からの電波はこのダイポールアンテナから輻射されロッドアンテナで受信されるという考えです。そのため,枕元にダイポールアンテナを張ることにしました。ほとんどがベッドのお宮の裏になるので体裁は悪くはありません。ちなみに,このダイポールアンテナの指向は,放送局と直角方向になります。
 これを実現させるため,同軸ケーブルの末端からダイポールアンテナに接続する箇所を細工してみました。アルミをコの字型に曲げ,2か所をφ6の半円型にしました。これらが同軸ケーブルの外皮を押し付けます。外皮からは別のアルミ板でダイポールアンテナの一方に接続するビスにつながるようにしました。もう一方は同軸ケーブルの心線で,ビスを介して反対側の線に接続しました。これらのベースはベーク板で作りました。


 ダイポールアンテナの一方をロッドアンテナに巻き付けるだけでなく,末端部のミノムシクリップをロッドアンテナに咥えました。ここは接続しない方がよいのか接続した方が良いのかは今後様子をみたいと思います。