工房側面ひさしの側面壁の作製(1) | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 過去に工房側面ひさしを作りました。ひさしの先には壁を付けましたが,ひさし側面が開いていました。このひさしの下には自転車を入れています。雨の強いときは側面から雨が入りサドルが濡れました。そこで,奥側の側面に波板を付けることにしました。これを付けた後様子を見て,必要なら手前にも付けたいと思います。先ずは,波板を取り付ける枠を作りました。枠の角は相欠き継ぎとしました。相欠きの所をしっかりと押し付けるのが結構大変です。そこで,ダボを用いることを試みました。相欠き継ぎの上側と下側のダボ穴の位置を少しずらし,ダボを打ち込むと押し付ける方向に力がかかるようにしました。ずらす量を1.5 mmとしてみました。場所によっては,写真のように斜めになってしまいました。ずらす量は今後1 mmでやってみようと思います。写真では左の角棒との間にまだ隙間があるように見えますが,実際にはしっかりと重なっています。隙間があるように見えるのは手前の角棒の角が丸められているからです。木工ボンドが固まったら,ダボの飛び出している部分を切り落とし,サンダー掛けをします。

 

 ボンドが固まる前に相欠き継ぎの部分はF型クランプとC型クランプでしっかりと押し付けました。1つの角につきF型とC型クランプの両方を用いました。ダボの両側を押し付けるためです。最初ダボの両側にF型クランプを用いた所,クランプの締めるところが重なり締めにくかったので2種のクランプを用いることにしました。