C言語では,使う変数は最初に型宣言しなければなりません。プログラム中で整数型変数seisuuを使おうとして,その型宣言しました(行番号10)。すると,seの下に点々が付き,警告が出ました。カーソルをそこに持っていくと警告の理由がポップアップしました。そして,「考えられる修正内容を表示する」とクリックすると下の図のように,=0を付け加えるよう示唆がありました。今まであまり気にしていませんでしたので,「宣言の時,値を入れないといけないのか」とか,気になってしまいました。結局は,プログラム本体で,変数のseisuuに数値を代入したところで点々は消えました。考えてみると,Visual Studioでは,型宣言した時点でもプログラム全体を見ていて,使われていないものに警告を出していたのです。システムは,宣言した時点でユーザーのプログラム作成が終わったのか,まだなのかは判定できません。結局,seisuuを使うときは,型宣言をした後そこの警告を気にしないで,実際に使えば良かったのです。
プログラムの中で,一部が不要になり,その部分を削除することがあります。そんなとき,型宣言だけ残ります。これについては,最後に型宣言の所の警告を見て不要な宣言を消せばよいのです。したがって,プログラムを作っているときも,追加した型宣言の所は型宣言した時ではなく,プログラムが出来上がった最後にwarningがないか確認すればよいということになります。