三枚組み継ぎの部分はゆるめに作ってネジで固定する予定でした。万一,入れたガラスが割れたとき,交換できる様にするためです。精度を確認するためにガラス用溝をいれる前に仮に組み立てました(組み立てた後,寸法を測定するため)。そして,ネジ留めをしようとしました。角材の端にネジを締めると割れることは知っています。その対策は,下穴を開けると共に,割れを抑える方向にクランプで締めてからネジ留めすることです。この場所も,組む前にそのようにしてネジを締め,一旦ネジを外し,相手の角材と組んでからネジ留めしました(写真では鍋ネジで締めています。皿ネジが望ましいので,購入する予定です)。それでも写真の様にヒビが入ってしまいました。この部分は三枚組み継ぎのため,厚さが6 mm程度の薄さになっています。そのため,特にヒビが入りやすいです(19 mm厚のままの場合は,この方法でこれまでヒビが入ったことはありません)。また,相手の角材と組むとクランプできちんと締められなくなります。
ガラスは,写真の部分の反対側(写真上方向)から挿し込みます。上側は取り外しが必要ですが,下側(写真に写っている部分)は取り外し不要です。そこで,こちら側は木工ボンドで固定してしまう予定です。反対側は,ガラスをはめ込む時とか,交換の時は外す必要があります。依然としてネジ留めが必要です。三枚組み継ぎでは,3枚が重なります。一番上と下は縦材,真ん中は横材となります。ネジ締めする際,一番上は,ねじ山が固定されない方が良いです。当初は半ネジを用いてそうなる様にするつもりでした。ただ,ネジ頭近くのねじ山のない部分がテーパーになっていました。それが,下穴を押し広げヒビを生じさせてしまったのです。対策として,一番上の部分はネジ頭が抜けてしまわない程度で大きな穴にすることにしました。