iPhoneに落語を入れる私の方法 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 電車を待っている時間,芝生の雑草取りの時間などに,iPhoneに入れた落語を聞いています。運動のため,中川土手をサイクリングしていますが,その時にも落語を聞いています。一般道では警笛等に気づきにくくなるので,イヤホンは土手のみ,片耳だけにしています。

 この落語入手とiPhoneに入れる私の方法を紹介します。私の音源は主にテレビです。ビデオのお好みに「落語」を登録しておくと,自動的に録画します。CSの契約チャンネルの他,無料放送も録画されるようです。音だけを利用するので,画質は低品質のLPにしておきます。DVDで約4時間分焼くことができます。録画された放送を編集機能で落語部分だけ抽出します(この作業はちょっと手間取ります。比較的古い機種なので反応が遅いのが気になります)。ある程度集まったところでプレイリスト登録します。約4時間分のプレイリストとします。この他に片チャンネル無音,もう片チャンネルに1000Hzの信号を記録した数秒のセパレーターを作ってあります。プレイリストの落語と落語の間に,このセパレーターを挟みます。これでこのプレイリストをDVDにコピーできます。

 次に,別のDVDプレーヤーで再生してパソコンに取り込みます(実は,Moo0というフリーウェアを用いると,パソコンのDVDドライブから再生したものを取り込めます。そうするとDVDプレーヤーは不要です。ただ,慣性で,こうしています)。こうするのは,DVD機器とパソコン共に4時間占有されるので普段使っている機器で行いたくないからです。寝る前にセットするなら大丈夫ですが…。パソコンに取り込んだ状態ではmp3形式です。この後,マーカーごとに別々のファイルに分ける作業があります。4時間ぶっ通しのファイルだと,細切れに聞く場合不便だからです。私はこの作業をするプログラムを作りました。ただし,ファイル構造が簡単なwav形式を処理します。パソコンに取り込んだmp3ファイルはAudacityというフリーウェアで音声レベルの正規化を行った後,wavファイルとして保存します。そして,私のプログラムで分離します。音声レベルの正規化を行わないと,iPhoneで聞いていてタイトルが変わる度に鼓膜を破る様な音になったり,聞こえない様な音になったりするのを防ぐためです。

 それぞれのファイルには,連番+落語名+噺家名+長さ(分)の名前を付け,アップルのiTunesというアプリでiPhoneに取り込みます。結構長い作業ですが,ルーチンなので慣れました。

 テレビの音源とは別に,最近,文化放送の「志の輔ラジオ 落語DEデート」の落語も使っています。こちらは,USBに録音する機能の付いたラジオで録音します。ファイル形式はmp3です。毎回落語部分の時間にずれがあるため,前後長く録音し,後でAudacityを用いて,落語部分を抽出します。これと共に正規化も行います。そしてiPhoneに取り込みます。こちらの方がずっと楽ですが,週に1回しかないのと,雑音がある(ワイドFMなのに,何故か雑音が混じる)のが難です。