ラジケーターは前面レンズ部分だけが少し小さくなっていて,ケースに開けられた四角い穴に後から挿す構造になっています。ただそのままだと,後ろに外れてしまいます。当初はケース内に接着剤を付けて固定する予定でした。ただ,そうすると今後組み替えたいというような要求がでたとき,ラジケーターは再活用できなくなります。そこで,アルミ板を用いて後から押す構造を検討しました。しかし,そのアルミ板はどこかでネジ留めしなければなりません。パネル前面には出来ればネジの頭を出したくありません。ケース底面に固定することも考えました。その場合,固定用アルミが陸軍端子の後ろに位置するため,リード線の取り付けが難しくなります。いろいろ考えた結果,固定用アルミは陸軍端子で固定するのが一番良いとの結論に達しました。下の図の灰色クランク型(断面ですが)のものです。これは,プラス用とマイナス用の2組あります。
ついでにLEDを付けたいと思います。これは固定用アルミに穴を開け,差し込んでから接着剤で固定します。LEDは安いので,組み替えのとき再利用することを考えなくても良いと思います。実は,電源スイッチを入れるとパイロットランプが点くのですが,Outputのスイッチを入れてもそれを示すランプは考えていませんでした。このLEDにより,Outputを示すランプにしたいと思います。OutputをONにすると,ラジケーターが明るくなるはずです。LEDは抵抗を介して出力の陸軍端子に接続します。プラス用はプラスの出力端子,マイナス用はマイナスの出力端子に接続します(プラスマイナスは同時にON-OFFされるので,一方だけにしてもかまいませんが,こうするとDCアダプタが壊れた場合もどちらが異常かすぐにわかります)。