オペアンプ用電源のAC周り配線計画 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 オペアンプ用電源のケースを設計するお膳立てとして,ケースの中に入れるものを全て確定する必要があります。部品は全て揃いましたが,AC周りには中継端子が必要になると考えていました。外から引いてきたACのニュートラル側(差し込みプラグの向きでニュートラル側とライブ側のどちらかは確定できませんが,便宜上,こちらをニュートラル側と呼ぶことにします。)は直接,パイロットランプと2つのDCアダプタに接続します。ライブ側はヒューズ,スイッチを経由した後,パイロットランプと2つのDCアダプタに接続します。すなわち,いずれの側も3つに分岐します。そこで,中継端子を付けるのがベストと考えられます。

 

 中継端子は在庫を探しましたが見つからなかったので作製しました。3 mm厚のベーク板に,3.5φの穴を4個開けました。左右2つは,ケースに取り付けるためのものです。中の2つが中継用です。M3のビスをスプリングワッシャーとともにナットで締め付けました。その上から更に平ワッシャー,スプリングワッシャー,ナットを付けます。下のナットとこのナットの間にパイロットランプと2つのDCアダプタの線の端末に圧着端子を付け,ここに挿し,ナット回しで締めます。

 

 以上でケースの中に入れる部品が全て揃ったので,ケースを設計したいと思います。