オペアンプ用電源部品 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 発振器には741というオペアンプを使う予定です。741の推奨電源電圧を調べると,±10 V~±22 V(品番の最後にCが付くものの最高電圧は±18 V)でした。当初,昔作ったプラスマイナスの整流平滑回路のプリント基板と6 Vのトランス,三端子レギュレーターICを用いる予定でした。しかし,これでは推奨電圧の最低値に届きません。そこで急遽変更しました。DC12 V出力のスイッチング電源で,プラグ部を割ってしまったものと,割れていないものがありましたので,それを使うことにしました。電流監視にはラジケーターを使うことをすでに述べました。ただ,今回のスイッチング電源の定格は1 Aですので,シャント抵抗を作り直しました。ねじりっこの鉄線を使いますが,熱くならない様2本を並列にしました(全発熱量は変わりませんが,熱が分散します)。2つ作ってラグ端子にハンダ付けしました。電源スイッチとヒューズ,パイロットランプ,電源引き込み様ゴムブッシュが必要です。また,オペアンプにはプラスマイナスを同時に供給しなければならないので,出力用スイッチも使います。出力端子は陸軍端子を用います。手持ちには赤と黒しかありません。マイナス出力には異なった色の端子を使いたいのですが,どうしたものでしょうか。ケースはアルミ板で作りたいと思います。ゴム足も用意しました。スイッチング電源は工夫してケースに取り付ける必要があります。また,プラグに電線をつなぐ方法も工夫する必要があります。コードコネクタを使うのはもったいないのでハンダ付けして絶縁したいと思っています。