使っていない雲台を使用 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 2021.09.24の記事,「三脚による作業台」で用いていた三脚の雲台(三脚の上に付いているカメラを取り付ける部分,レバーにより角度を調整できる)が軽いので他に使いたくなりました。

 

 

 その代わり,もうちょっと大きく立派な雲台を付けることにしました。この雲台の三脚への取り付けは,三脚から出ている円筒に差し込んで(写真雲台の手前の円形の穴),その右のネジを締める構造でした。付けたい三脚はW1/4のボルトが出ているだけです。そこで,木材で円筒部分と,鉄板に取り付ける平らな部分をもつ部品を作りました。

 

 三脚から出ているW1/4のボルトを用いて鉄板を取り付け,その鉄板を,上に示した木材に木ネジで留めました。

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 木材の円筒部分に雲台を差し込みネジで締めました。また,この雲台用のクイックシュー(W1/4のボルトが付いていて,あらかじめカメラを取り付けておくと,雲台にワンタッチで取り付けられる)も欠如していました。これも木材で作製しました。そして,下の写真の様に,上に板を取り付けました。

 

 実は,この木材の部品,変形しやすいのでちょっと安定性に欠けます。きちっと挿せるには,円筒部分に金属パイプを挿して固定するのは良いと思います。ただ,その後,ここに元から付いていた雲台より具合のよい雲台が見つかったので,元に戻す予定です。しかし今回,木材を円筒形に加工する技術を身につけました。