「ミカサラボ ものづくり研究所」さんの記事に刺激されて,エクセルテクニックの記事を書いてみたくなりました。
エクセルの表の見出しなどをつくるとき,セルを結合すると見やすくなることがあります。例えばC4, D4, E4セルの下のデータの一括した見出しを付けたい場合などです。よく行われるのが,C4, D4, E4のセルを結合することです。ただ,矢印キーでセルを移動する際,結合されているセルを通ると変則的な動きをすることがあります。私はこれがいやで大規模なデータのワークシートでは別の方法で,セルが結合しているように見える方法を使っています。方法は簡単です。C4, D4, E4のセルを白く塗ることです。すると,薄い枠線が消えますので,罫線により「外枠」を指定します。すると下の図のように,あたかもC4, D4, E4が結合されたように見えます。そして,真ん中のセル(ここではD4)に文字を入れ,中央そろえとします。D4の幅に入りきれなかった文字はC4, E4にはみ出して表示されます。C4, E4にはみ出しても,そこは同じセルのように見えているところです。