木工用集塵機のホースの端には下の写真の様なホースアダプタを取り付けます。太い側の内側には螺旋が切られていて,ホースの螺旋にねじ込むことができます。ここでは,合板にホースアダプタの細い側を差し込む穴を開けました。
合板に大きな穴を開けるのに便利なのが下の写真のサークルカッターです。ボール盤に取り付けて使います。
合板に穴を開けると,下の写真の様な円形に切り抜かれた板が取れます。中央に穴が開きます。そのため,途中まで切り込んだ後,裏返して切ると切り抜かれた側の板の切り口がきれいです。切り抜かれる板は,サークルカッターの中央のドリルにささっているのでどこかに飛んでいくような危険は生じません。
下の写真は円形に切り抜かれた板です。82 mmの穴にしたとき,ホースアダプタがきつく入り,安定して使えることが分かりました。
下の写真はサークルカッターの目盛(上)をスケール(下)と並べて撮ったものです。サークルカッターの目盛の間隔は実際の長さ(スケール)の半分になっています。半径を調整するので,直径を表す目盛としては半分にすることになるからです。なお,ここでの位置で,上の合板の穴82 mmのものです。軸との交点は80 mmになっています。実際には82 mmですから少しシフトしてセットする必要があるようです。