日差しが強くなってきました。屋外で作業をするとき,簡単に広げられるタープテントを便利に使っています。タープテントを作業場所の近くに収納できれば手軽に使用できます。その目的のため,タープテント用収納庫を作っています。すでに,枠組みと屋根ができています。横殴りの雨を避けるためにしっかりとした壁をつける必要があります。スチール製物置の床板(縁を付けて強度を付けていますが,以降“スチール板”と呼ぶことにします)が余っていたので,収納庫の壁に転用しようと考えました。横からも物を出し入れできるよう取り外しのできる形にしたいと思っていました。縦に2枚取り付ける予定ですが,上側の1つを取り付けることができました。
取り付け法を紹介します。下の写真には2つの角材が写っています。下側の角材は,収納庫本体のアングルに取り付けてあります。上側の角材はスチール板に取り付けてあります。スチール板側の角材が収納庫側の角材の上に載っています(スチール板の片側を移していますが,反対側も同じにしています)。ただ載っているだけだと,スチール板が収納庫から離れるようにずれると外れて落ちてしまいます。そこで,収納庫側の角材には,木ネジを1本立てておきます。そして,スチール板側には溝が彫ってあり,そこに入っています。そのため,スチール板は収納庫側からずれ落ちることはなくなります。ただし,取り付け,取り外しができるよう工夫しました。
工夫は,立てた木ねじを通す溝を付け加えたことです。その位置は,スチール板を左に約10 cmずらしたとき,木ネジが通る位置です。すなわち取り付けるときは,スチール板を左に約10 cmずらしたところで木ネジを通して,右にシフトさせるのです。下の写真の上側がすでにご覧頂いたものです。考えてみると木ネジを通す溝は狭い必要はありません。そこで手前のように,右側は全て切り取ってしまいました。これで左に大きくずらしてもスチール板を差し込むことができるようになりました。
上ではスチール板の上部の取り付けのことだけを述べました。固定が上だけだと,スチール板下部が収納庫から離れたりくっついたりばたばたします。下側も木ネジと溝で,スチール板が収納庫から離れないようにしました。