カーボンペーパーによるパターンの合板への転写 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 メールで同送することをCcと呼びますが,何の省略化知らない人もいると思います。Carbon copyの略です。カーボン紙は,薄い紙の表面にカーボンを塗ってあるものです。上から筆圧がかかると,そのカーボンが,その下の紙に付きます。Carbon copyとは,紙と紙の間にカーボン紙を入れて,上から字や模様を描くことにより,描いたものと同じパターンをコピーする方法です。昔,仕事で品物を注文するとき,伝票を事務に提出しました(アナログな時代です)。そのとき,カーボンコピーにより控えをとっておきました。木工で必要になったので文房具屋さんに行ってきました。店員さんに「どこにありますか」と訪ねると,「カーボン紙って何ですか」と言われました。知っている店員さんがいて,購入することができました。

 あまり売れないようで,裏の開くところが破れていてセロテープで補修されていました。しかし,中身は無事でしたので問題はありません。下の写真はカーボン面の反対側です。この模様懐かしいです。仕事で使ったものと同じバラの模様です。

 早速に使いました。合板の上にカーボン紙を置き,その上にパターンを印刷した紙を置きました。そして,パターンの上から鉛筆でなぞりました。

 そして転写されたパターンがこれです。はっきりと転写されました。このパターンに沿って引き回しのこぎりで切り出そうと思います。