実験回路の電源としてこれまで,自作の安定化電源を用いていました。しかし,5 Vとか,12 Vとかの一定電圧での回路試験では重さや容積から考えるとDCアダプタが便利です。しかしDCアダプタの出力端子は大抵筒状のプラグになっています。実験回路に接続するには不便です。そこで,写真の様な簡単なものを作りました。圧着端子の箱を利用して,そこにプラスとマイナスの端子を取り付け,引き出した線にはDCアダプタに合う中継型のプラグを付けてあります。使う場合は実験回路から電源へ行くリード線の先にバナナプラグを付けます。実験回路はどうせハンダを使うので,バナナプラグをハンダ付けするのも手間ではありません。なお,この端子はバナナプラグを付けなくても,ねじ式に電線を接続することもできます。