私は実験ノートに加えて実験記録をMS-Wordで作成します。実験ノートでは表せない写真やファイルを載せることができるからです。
さて,実験記録は長期間に及ぶため,多くの画像が含まれる様になると,ファイルサイズが非常に大きくなります。そうすると書き込み速度が低下したり,ファイルを開くのにかなりの時間を要する様になってしまいます。多くの人はやむを得ず画像の解像度を低くしたりします。それでもファイルサイズはどんどん大きくなってしまいます。
私は「リンク貼り付け」を使います。この形式で貼り付けると,MS-Wordファイルには画像そのものが貼り付けられるのではなく,画像のファイルのある場所が記録されます。そのため,MS-Wordのファイルサイズはあまり大きくなりません。例えば,元のままの画像を10個貼り付けた場合の比較を下に示します。画像10個だけですが,100倍ものファイルサイズの差があります。長期の記録となると画像はその何十倍にもなりますので,この差は更に大きくなります。
図には,写真の他,エクセルの図なども含まれます。下の写真の様に,実際のファイル(リンク元)のファイル名のフルパスを書いておきましょう。なお,以前に述べました通り(6月17日記事,https://ameblo.jp/kmk-laboratory/entry-12604563811.html),エクセルの図にはエクセルのファイル名を含ませるようにすると,後でそのエクセルファイルへのアクセスも容易になります。