「学習」(幸せ)には 「王道」 がある 2 | 家族を見つめる(家庭教育)

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日常イズムを通して、家族を見つめなおす

安部浩之作品no,141115


前回に続いて、

「学習」(幸せ)には王道がある」の2回目です。
前回は、「目標・夢」が大切であることを記しましたが
当然の事ながら、
これだけだと、「夢」は「夢」で終わってしまいます。
幸福の実感のためには、1歩でも2歩でも実現に近づける。
それが、
この世に時間と空間を与えられた私たちの役割です。
つまり、
計画であり「スケジュール」です。

当たり前の事ですが
これが、なかなか出来ていない場合が多いのです。
スケジュールが、「ある」 か 「ない」 かで、人の成長は大きく変わります。

成功者は皆、このことを
「自然と無理なく習慣化して生活の中に取り込んでいる」


のです。

「あいつは頭がイイから」「あいつは運がイイから」

じゃないのです。そう言って逃げてはダメです。自然とやってるんです。
いわゆる、過大な表現ではなく、この習慣が

「人生を大きく好転させる」

ということです。
今の自分が、また子どもがどのタイプか自己診断してみてください。
半分の4つ以上、YESでマズイ状態です。

 □ 机上の近くに時計がない。
 □ つい、机上で目先のしたい事に、時間を費やしている。
 □ 夜型 → 朝、起こされるタイプ
 □ 返答に「もう少し」の言葉が多い
 □ よく時間を決めずに延々とテレビを見ている
 □ 家庭ではソファーや床に寝転がる状態が多い
 □ いつも片付けろ、と言われている
 □ 慌てて宿題をすることが多い
 □ 時間を決めず、延々とスマホやタブレットをしている

如何でしょう。
一方、スケジュールを決めると次のように変化します。

 ・ 時間を管理するようになる。
 ・ したいことを犠牲にして、すべきことをするようになる。
 ・ 朝型になる。 → 朝、自ら起きる
 ・ 時間に厳格になる
 ・ テレビをあまり見なくなる
 ・ ソファーや床に寝転がる事が少なくなる

と、生活が激変します。当たり前です。
・8月までに100ページ、ならば1日10ページづつ
・〇〇に合格、ならば1日3時間
・8月に県体1位、ならば、5月までに・・・・
となる訳ですから、自然と行動に規律とメリハリが生まれます。

今、親も子も、
「家庭という場で、
雄々しく自立するために、スケジュール立ての習慣化トレーニングをする機会を頂いている。」

ということです。

家庭教育という面では、もちろん、
自分が、今取り組んでいること、取り組みたいことなど
それぞれの状況に応じて、
簡単でも良いですから、スケジュール立てをしてみて下さい。
つまり、
月並みな事だけど、すると、スゴイ事

目標(夢)→スケジュール

です。

最後に
GACKTが中学卒業式ライブで、なかなかイイ言葉を残しています。
紹介して終わります。(ココ

「夢は見るものじゃない
 夢は叶えるもの
 夢をかなえる事、それは、強い意志を貫く事」


※次回(完結3回目)につづく

安部浩之