前回に続いて、
「学習」(幸せ)には王道がある」の2回目です。
前回は、「目標・夢」が大切であることを記しましたが
当然の事ながら、
これだけだと、「夢」は「夢」で終わってしまいます。
幸福の実感のためには、1歩でも2歩でも実現に近づける。
それが、
この世に時間と空間を与えられた私たちの役割です。
つまり、
計画であり「スケジュール」です。
当たり前の事ですが
これが、なかなか出来ていない場合が多いのです。
スケジュールが、「ある」 か 「ない」 かで、人の成長は大きく変わります。
成功者は皆、このことを
「自然と無理なく習慣化して生活の中に取り込んでいる」
のです。
「あいつは頭がイイから」「あいつは運がイイから」
じゃないのです。そう言って逃げてはダメです。自然とやってるんです。
いわゆる、過大な表現ではなく、この習慣が
「人生を大きく好転させる」
ということです。
今の自分が、また子どもがどのタイプか自己診断してみてください。
半分の4つ以上、YESでマズイ状態です。
□ 机上の近くに時計がない。
□ つい、机上で目先のしたい事に、時間を費やしている。
□ 夜型 → 朝、起こされるタイプ
□ 返答に「もう少し」の言葉が多い
□ よく時間を決めずに延々とテレビを見ている
□ 家庭ではソファーや床に寝転がる状態が多い
□ いつも片付けろ、と言われている
□ 慌てて宿題をすることが多い
□ 時間を決めず、延々とスマホやタブレットをしている
如何でしょう。
一方、スケジュールを決めると次のように変化します。
・ 時間を管理するようになる。
・ したいことを犠牲にして、すべきことをするようになる。
・ 朝型になる。 → 朝、自ら起きる
・ 時間に厳格になる
・ テレビをあまり見なくなる
・ ソファーや床に寝転がる事が少なくなる
と、生活が激変します。当たり前です。
・8月までに100ページ、ならば1日10ページづつ
・〇〇に合格、ならば1日3時間
・8月に県体1位、ならば、5月までに・・・・
となる訳ですから、自然と行動に規律とメリハリが生まれます。
今、親も子も、
「家庭という場で、
雄々しく自立するために、スケジュール立ての習慣化トレーニングをする機会を頂いている。」
ということです。
家庭教育という面では、もちろん、
自分が、今取り組んでいること、取り組みたいことなど
それぞれの状況に応じて、
簡単でも良いですから、スケジュール立てをしてみて下さい。
つまり、
月並みな事だけど、すると、スゴイ事
目標(夢)→スケジュール
です。
最後に
GACKTが中学卒業式ライブで、なかなかイイ言葉を残しています。
紹介して終わります。(ココ)
「夢は見るものじゃない
夢は叶えるもの
夢をかなえる事、それは、強い意志を貫く事」
※次回(完結3回目)につづく
安部浩之