マニラの家のキャンディ
まだ12歳だったのに。
キャンディはママの名前をもらった子。
ママキャンディは私がマニラにみるくを連れて行ったその時
既にその頃マニラの家にはノッキーと半蔵ってシーズーも居たのに
マニラのペットショップであまりに可愛くて
初めて会ったその日に買った子。
その後ママキャンディは
獣医さんで3頭の可愛い子を出産した翌日に
この世を去ってしまった。
にぃにから連絡を受けて
私はすぐに粉ミルクと哺乳瓶を持ってマニラに。
生まれてすぐにママを亡くしたこの子達をなんとか育てなければと
私とにぃにとメイドのミルナの3人で
1日三交代ののローテーション。
交代のノートにミルクを飲んだ時間やトイレの時間を書いて共有。
そんな風にママを全く知らずに人間の手だけで育ったのが
ママの名前を受け継いだキャンディとサムソン。
キャンディはにぃにのお気に入りの子となり
2回のお産でママになった後も
おもちゃが大好きなパピーの様な可愛さを失わず
自分はママのオッパイを飲んだ経験が無いのに
ベビーの世話を必死にする感動的なママぶりを見せてくれた。
出会いと別れ。
ワンちゃんの命が人間と同じぐらいだったらいいのに。
ワンちゃんと暮らしている人が誰しもそう思う事。
だからこそ
毎日を大切に幸せを沢山感じさせてあげなければ。