心を繫ぐ通訳☆Mihoです。
今、観光関係のパンフレットの翻訳(英→日)をやっています。
英語そのものは、それほど難しくないのですが、
完成後、不特定多数の人の目に触れるものの翻訳は、
いつにも増してわかりやすい表現を求められます。
以前、キャッチコピーの翻訳については
ブログに
書きましたが、今回も特に大切な部分は、
日本語の翻訳案を2,3種類作ってクライアントさんに
選んでいただこうと思っています。
ちらし、パンフレット、キャッチコピーなど
完成後、多くの人の目に触れる翻訳もかなりやりましたが、
そんな中で、印象に残っているのがシュワルツェネッガー氏の署名
入りのレターの翻訳です。
シュワルツェネッガー氏がカリフォルニア州知事時代のこと
なのですが、カリフォルニアの山火事に際して、日本のある団体が
出したお見舞金に対するお礼状の翻訳でした。
実際に手紙を書いたのは、本人ではないでしょうが、
シュワルツェネッガー氏のネーム入りレターヘッドの素敵な
便箋に、本人直筆の署名があったことはよく覚えています。
そして、お礼状なのに、事務的な表現がなかったことも。
手紙の最後は、こんな具合でした。
「復興にやるべきことはまだ多くありますが、必ずやり遂げられると
信じています。世界中の友人が支えてくれているのですから。そして・・・」
手紙はこの文で締めくくられていました。
We are proud that you are one of our friends.
訳しながらジーンときたことを覚えています。
これは、翻訳文が地元の新聞に掲載されるだろうという
ことだったので、日本語訳を数案作ってクライアントさんに
選んでいただきました。
翻訳が地元の新聞に載ったのを見た時は、
誰か別の人が書いた文を読んでいるように感じました。
これは、いつもそうなのですが、不思議な感覚です。
翻訳が自分の手を離れた瞬間です。
さて、今やっている翻訳が私の手を離れるまで、
もうひと頑張りです。日本語訳を出して、寝かせて
ベストな翻訳を目指します。
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