非常勤医師として毎週金曜日に通うこととなった松之山診療所は、新潟県十日町市松之山という山間部の町にある唯一の医療機関です。そのような山里の診療所に横浜から日帰り通勤なんて出来るの?と思われる方もいらっしゃると思いますので、今回は自宅から松之山診療所への通勤についてご紹介したいと思います。
まず自宅前にタクシーがドドーンと横付けして待ってくれています。これはタクシー会社と契約して同じ曜日の同じ時間に来てもらうように予約しています。それなりの予約料金が毎回かかってしまいますが、万が一、このあとの電車に乗り遅れると遅刻度合いは10分、20分といったレベルでは済まないのでこの辺の出費は致し方なしです。
新横浜駅に到着です。新横浜駅の表側は開けているのですが、この裏側の方は新幹線が止まる駅としてはかなり寂しい感じです。。。
まずは、東海道新幹線に乗って東京駅まで移動です。朝のこの時間の新幹線は全席自由。余裕で座れるかと思いきや意外とそうでもなくほぼ満席といった状況です。
東京駅で東海道新幹線から写真の上越新幹線に乗り換えます。ところで、切符の予約をインターネットでしているのですが、東海道新幹線はEX-ICカード、新横浜駅の入場にVIEWカード、上越新幹線はえきねっとで予約購入した切符を組み合わせてそれぞれ途中に関門のようにある改札を通らなければなりません。このカードと切符の組み合わせがいまだに混乱していてどこかしらの改札で引っかかっています。後ろの人のイラっと感が刺さります。。。
上越新幹線MAXとき号はなんと2階建て。2階席がいいのか1階がいいのか、その他中間の小さな小部屋みたいなところもあったり少し不思議な新幹線です。いろいろな席を予約してみている段階でどこが良いのかいまだ模索中です。そうそう、こういう作りですので、大好きな車内販売は小さなカートで来るか(車内にワゴン用エレベーターが付いてます)、野球場の売り子のお姉さんのようにたくさん商品をぶら下げて回って来てくれます。
東京駅を出発。PCでメールの返信やらなにやら仕事(風な)ことをしています。
上野~大宮と越えていくときの窓からの風景です。
大宮を越え高崎に近づくと少し雰囲気が変わっていきます。写真奥に見えるのは赤城山です(たぶん)。
高崎を越えるとトンネル区間に入ります。上越新幹線はこの先トンネル区間が続き、外は真っ暗でネット回線が不通となります。でも、私自身はこれを前向きに捉えていて、PCやスマホをリュックにしまってここから先の時間を本を読むことにあてています。ただ、目的地を乗り過ごすとかなり悲劇的なので眠気には要注意です。
越後山脈を抜けるトンネルから出た風景。そして上毛高原駅の次はいよいよ新幹線を降りる越後湯沢の駅です。ここまで自宅から2時間ちょっとです。意外と近いでしょう?新幹線車内でいろいろやっているとあっという間です。
越後湯沢の駅に着きました。次は、在来線に乗り換えです。
(後編に続く)