第10話「積み沸かし」① 「積み沸かし」 積み沸かしです。 小さめの玉鋼をテコ棒に付けて台を作り、 小割した玉鋼を1/3位積み、 くっ付けて大きな台を作って残りの欠片を積み上げ、 そして和紙で包み、藁灰と水に溶いた粘土を掛けます。 ほどに入れ1500℃近くまで温度を上げて叩いて鍛接します。 この藁灰と粘土があることで、表面の融解や酸化を防ぎ鍛接を助けます。 温度を上げて一塊にします。 されにその塊を伸ばし鏨(タガネ)を入れて折り返し鍛錬を行います。 平成24年12月5日