れんげの会世話人会 挨拶(2021.1.18) | kmhamのブログ

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資本主義的生産様式の現状と資本論を中心にブログに掲載します。
また、ウオーキングの歩数の記録を継続して掲載します。

以下の挨拶は、原稿を用意したものの時間の都合でできなかったものですが、後日の為に
ここに掲載しておきます。    
第72回れんげの会世話人会 挨拶     (2021.1.18)
皆さんこんにちは。今日は、今年最初の「れんげの会」ですが、先週土曜日にはカーマ前
宣伝で皆様と一緒に宣伝活動をいたしました。
この毎週土曜日のカーマ前宣伝は、毎回多数の参加者を得て、れんげの会の主要な活動に
なっています。これからも一致団結して継続していきたいと思いますので、よろしく
お願いします。
さて、新型コロナウイルス感染症が第3波を形成して、ついに愛知県にも緊急事態宣言が
発令されました。この間、菅政権は「GoTo」事業に固執して医療体制やPCR検査を
拡充せず、感染拡大を全国に広めたという意味で、菅政権の「人災」と言ってもよいの
ではないでしょうか。
また、今日から国会が始まります。今日の「地区党ニュース」では、「菅政権のコロナ対策
には、3つの問題点があると指摘しています。1つは、疲弊・逼迫している医療機関への
減収補填を拒否していること。2つは、無症状者を検査で把握し保護する積極的なPCR検査
拡充の戦略がないこと。3つは、時短や外出自粛の要請への十分な補償がないことです。
日本共産党は、2020年度の第三次補正予算案を作り直し、持続化給付金や家賃支援給付金
などについても、2度目の支給を行う事を求めています。」と。
また、昨年の菅政権の日本学術会議への人事介入は、学術会議法違反であり、理由を示さ
ないままでの任命拒否は、憲法で保障された学問の自由を侵害し、さらには言論・思想・
良心の自由を侵害するものとしています。コロナ対策においても、「自助・共助・公助」が
菅首相の理念だとして、公助を最後にして自己責任を押しつけています。それは、75才以
上の医療費窓口負担を1割から2割へと2倍にしようとしていることからも分かります。
我々は、この菅政権をこのまま続けさせるわけにはいきません。
市民と野党の共闘をさらに発展させ、こんどの総選挙で日本共産党を躍進させ、野党連合
政権を実現させようではありませんか。
日本共産党は、そのために、昨年12月15日の「2中総」において、次の5つの提案を行っ
ています。1つは、新自由主義から転換し、格差をただし、暮らし家計応援第一の政治に
すること、第2は、憲法を守り、立憲主義・民主主義・平和主義を回復すること、
第3は、覇権主義への従属・屈従外交から抜け出し、自主・自立の外交に転換すること、
第4は、地球規模の環境破壊を止め、自然と共生する経済社会をつくること、そして第5
は、ジェンダー平等社会の実現、多様性を大切にし、個人の尊厳を尊重する政治を築く
ことです。(※提案の詳細については、2中総の志位委員長の幹部会報告をご覧下さい。)
ここでは最後に、日本の政治における、アメリカいいなり、財界中心の2つのゆがみが大
きく影を落としていることに注意を向けざるをえません。沖縄の辺野古新基地問題しかり、

社会保障削減問題しかりです。歪みを正す本質的問題は、「軍事や資本の論理から人間=
共同の論理へ」のパラダイム転換という事です。主体は盲目的な利潤第一主義の”資本”
にあるのではなく、思考し連帯し共同する我々、人間にあるからです。
今日の一宮・尾北地区党ニュースの最後には、「日本共産党は戦前から戦争反対、平和と民
主主義をブレずに貫いてきた党です。日本共産党がめざす未来の社会、共産主義社会は、
搾取や抑圧、戦争のない、個人ひとり一人の力が花開く、本当に平等で自由な共同社会です。
日本共産党という党名には、戦前の不屈の歴史と未来社会への展望が込められています。」
と紹介されています。
私たちは、資本の論理が貫徹する資本主義社会を相対化して、社会主義、共産主義社会を
展望できる、歴史の分岐点に生きていると思います。
(アメリカの大統領選挙における若者の行動やサンダース現象を見てください。)
こんどの総選挙では、日本で唯一、社会主義、共産主義という未来社会を展望している
日本共産党を必ず躍進させましょう。 以上で今日の挨拶といたします。