キュウときしんでプチっと割れる | 花のしもべ日誌

花のしもべ日誌

登場人物 
リコさん 花づくりに占領されたご婦人 1948年生まれ
えっさクン 何もしたくない人間 1941年生まれ

 

24/7/12(金

岡山県浅口市 小さな団地の小さな庭

リコさん&エッサくん 159才

 

いよいよ梅雨明けか

 

鴨山夕景 えっさクン家から

 

居間の窓外 (書斎と云ってほしいが)

初のゴーヤが現れました

 

手のひらくらいの

 

食&花 しりとりシリーズ

瑠璃色の花から続く

茄子 ナス

 

あれっ ジャガイモと花が同じだ

左 ナス 右 じゃがいも

 

両者ともナス科ナス属

地上と地下と別れているのに兄弟なのだ

 

夏の野菜 ナス

品種は膨大 料理もあまた

 

越後平野エッサくん生家

イチ押しは 超浅漬け

 

 

ピンポン玉ほどの早朝取りナスを塩漬けにする

夕にはもう喰う

 

この小さなナスがいいのだ

umenoki さんからお借りしました

 

丸ごと歯にゆだねる

キュウときしんでプチっと割れる

 

勿論 本ビールご相伴だ

 

その大昔

エッサくんたちの夏休み

 

 

用水路で泳いだ帰りは畑を物色する

 

キュウリはもう枯れてるし

トマトはまだ普及していなかった

 

あまたあったのはナス

小さく細い ”リュウゼンナス”

 

 

美味しくなかったけどしょうがない

 

たまにウリを見つけようものなら

宝物だった

 

貴重なウリは毎朝見回るので

自然にヘタの外れた完熟品はまずない

 

 

あきらめないガキどもは

ヘタ部分を軽く叩いてみる

 

ポロっと外れたら儲けものだった

 

ところでばってん

 

リコさんが農協朝市でゲットしたこのウリ

ヘタがしっかりついている

 

こんなのはウリじゃない

味も甘みもない

 

「ナスじゃなかったの しりとり」

 

それどころではない

 

 

完熟すれば

ぬったり甘い果肉 ジューシーなタネ廻り

 

ニッポンの夏をとことん味わえるのに

こんな未熟品を出荷してはいけない

 

ニッポンの夏への冒涜だ

 

ナス - Wikipedia

ジャガイモ - Wikipedia

 

明日のしりとりは”です