なにかあるたび 飲まされている | 花のしもべ日誌

花のしもべ日誌

登場人物 
リコさん 花づくりに占領されたご婦人 1948年生まれ
えっさクン 何もしたくない人間 1941年生まれ

 

24/5/19(日

岡山県浅口市 小さな団地の小さな庭

リコさん&エッサくん 158才

 

周りには

お城みたし家があちこちにあります

 

エッサくん団地から

この広いお屋敷の主は

エッサくん 気のおけない友達(おばさん)

 

「なんで儲けたんや」

「知らんわ 私は嫁に来ただけ」

 

 

ひるがえって

狭いリコさん庭

 

これが最後のつつじです

クルメツツジ

 

春先から

ヤブツツジ→ヒラドツツジと咲き

 

そして最終ランナーがこのつつじです

中央奥の白いなにやらはご愛敬

 

 

食&花 しりとりシリーズ

良薬から続く

 くず

 

今や世界中でつまはじき

堂々

世界の侵略的外来種worst100に選ばれた

Wikipedia

 

北海道から九州まで

山野 河原 土手 道端 荒地 どこにでも繁茂 嫌われている

 

游雀さんからお借りしました

 

でも 忘れていませんか

 

根からは葛粉 漢方薬

若芽はおひたし 和え物 煮物

花は天ぷら 三杯酢

 

 

葉は牛馬の飼料

茎は編み籠

茎の繊維は葛布 

 

全身ことごとく人間に奉仕してきたのだ

 

「日本の女ね 奉仕して尽くして」

「そんで」

「年とっちゃった」

 

 

淋しい話はおいといて

 

「年とったら 葛湯もいいやんか」

「今はもうジャガイモからつくっています」

 

本物の葛粉和菓子も(勿論)ある

株式会社コーセン 謹写

 

それと

えーと・・・あった

 

エッサくん

なにかあるたび 飲まされている

 

明日のしりとりは”ずです