JAにじのファーマーズマーケット「にじの耳納の里」に、地元の四季折々の風景を童画で描いた絵はがきが登場した。春夏秋冬を彩る農産物や田舎ならではの豊かな自然を題材に地元デザイナーが描いた。直売所の宅配コーナーなどで展示販売し、「かわいくてほのぼのする」「懐かしい気持ちになる」と好評だ。
柿ちぎりや茶摘み、シイタケ収穫といった「農」にまつわるものから、レンゲ摘み、蛍狩りなど心和む風景を8枚と16枚のセットにしている。ふるさと便りとして宅配便に添えてもらうのも狙いで「心温まる贈り物が地域発信にもなれば」とスタッフは期待する。
うきは市吉井町の生野省三さんが過去10年間に描きためた200点の作品から選びセットにした。
商業デザイナーが本業の生野さんだが、童画も得意。JAの農業祭ポスターや加工品のラベルデザインをはじめ地域の伝統行事のポスターなどを手掛け地域をPRしてきた。
にじの耳納の里では昨年の直売所拡張に伴い、管内の豊富な産物を育む自然をアピールしようと生野さんに直売所の壁画を依頼した。絵はがきはその第2弾。
出典:日本農業新聞