⛓️
😟
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👨監守:
『¨ダメです…。あれから輸血用の血を
与えても口をつけようとしません…。
何名か名乗りをあげた妖魔さんたちからの
御厚意で輸血をしていただいたのですが、
そちらもダメです…………。』
👲大福帝:
『¨そうですか……。わかりました……。』
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👲大福帝:
『¨何故、輸血用の血に手をつけよと
しないんだい……?。
それに…、どうしてせっかく面会に
来てくれた美脚魔さんたちに
会ってあげないんだい?』
⛓️
😟大凶星:
『¨狸式計算方でね…
ざっと計算してみたんだが………。
5日後…、
500年に一度の大凶星が地上……
接近する年のようだ………。』
ゴクリ……
👲大福帝:
『¨大凶星の接近……。
何か…、起こるのかい?……。』
⛓️
😟大凶星:
『¨いや、特になにも起こらない………
🌕満月のちょうど隣に大凶星が来る
もんだから
🌕🌕満月が2つならんで
まるで
たんたんたぬきの……………』
👲大福帝:
『¨言わんでよろしい…!!
マジメに聞いて損した気分だよ…。
君の口に手を突っ込んで
奥歯をガタガタいわせてやりたい
気分だよ……。』
⛓️
🙁大凶星:
『¨いや、その日は妖魔族のたぬき祭りの
日だなぁ~と思ってね………。』
👲大福帝:
『¨たぬき祭り?』
⛓️
🙂大凶星:
『¨その日、全国のたぬきや
キツネや ムジナなどの妖魔たちが
集まって来てね、
祭りを楽しむんだけどね、
我輩はそこで美脚魔と出逢ったんだ……☆』
👲大福帝:
『¨へぇ~っ、面白そうだね♪☆
あ、この街でもたぬき祭りやろうか?☆』
⛓️
😃大凶星:
『¨本当かい?!☆
みんな、よろこぶよ~!!♪☆』



『¨それよりさ☆
君、これ飲んでみないか?☆』
⛓️
😐大凶星:
『¨なんだい?!☆
その小瓶は?!♪☆』



『¨渇きに苦しんでいる君を救うために
帆李歩医さんを筆頭に人々や妖魔たちが
力と知恵を結集して完成させた。
渇きを抑える薬。金丹真(きんたんま)だ。』
⛓️
😢大凶星:
『¨☆あら?…
なんかヤダ…、その名前……、
誰が付けた名前なの……?
《👲陳 卓腕さんだ。》
☆そっか………
卓腕さんなら…しょうがない……☆
みんなが………、
我輩のために………?☆』



『¨トドのキ○タマ、鹿のキ○タマ、
熊のキン○マ、イカのキン○マ、
カニのキ○タマ、
とかの、エキス配合♪ウヒョヒョッ♪(笑)』
⛓️
😅大凶星:
『¨☆君も、相当なもんや
ないか……♪☆💧』
……………………………………………………………………
⛓️

『¨☆コレ、本当に大丈夫なの…♪☆💧』
👲大福帝:
『¨いいから、飲めよ、飲めよ、
飲んでみろよ~♪☆ププッ♪☆』
⛓️

『¨☆ひとごと だと思って
こんちくしょ~…♪☆💧』
👲大福帝:
『¨だって、ひとごと だもの♪☆
☆ププッ♪☆』
⛓️

『¨☆グビグビ、ごっくん♪☆💧』
⛓️

『¨☆んっ…、ライチ味?…
これは、飲みやすいぞ♪☆😃』
⛓️

『¨☆しかも…
渇きが取れた…!?☆
やった…!!、我輩の長年の苦しみ
が、やっと解消された……!!😃』
👲大福帝:
『¨やったな!!、実はこれは人間の血液と
同じ成分でプラス栄養と抑制、渇きを潤す
薬草を配合しているんだ☆
他にも妖魔の血液と同じ成分のやつ、
そちらはパイナップル味で
龍神族、天女族、複数のタイプの
金丹真を完成させているんだよ!!☆
これで君はもう暴走することはないよ!!
♪☆』
⛓️

『¨☆でも、念のため
何日間かはここに閉じ込めて
おいてくれ♪☆
その結果をきちんと出さないと
完全に解消されたとは言えない♪☆』
👲大福帝:
『¨わかった!!☆
君が望むなら、そうするよ♪☆
でもさ……。
ちゃんと美脚魔さんに会ってあげなよ…☆』
⛓️
😟大凶星:
『¨☆我輩に、その資格があるのかな……?
我輩は美脚魔の魂を取り返したい一心で
これまで生き長らえてきた……
しかも、その目的のために
麗剣ちゃんの気持ちを知りながら、
生き長らえるために彼女を利用した……
しかも、暴走して他のみんなも傷付けた…
我輩は美脚魔や麗剣ちゃんだけではなく、
他のみんなも裏切った……
我輩はこの街を医療大国にするという
目的を達成したら…、
女神ベガ様に頼み、
きちんと罰を受けたいと思う…………☆』
👲大福帝:
『¨君の気持ちはそれで済むかも知れない
が、突然、去られた美脚魔さんたちは
どうなる?……、どうしてもベガ様の元へ
行くというのなら、その前に君が裏切った
仲間たちに許しを乞いたまえ。☆』
⛓️
😞大凶星:
『¨☆わかった……、そうする……、』
………………………………………………………………………
🏰【大福帝城】
《👸女神ミラ:
そうか、あの大凶星も
君の影響か…随分と変わったな。
まさか、我々も知り得なかった
自分の弱点まで君にさらすとは……。
わかったベガには私から伝えておこう…。》
👲大福帝:
『¨はい…。お願い致します…。☆』
《👸女神ミラ:
だがな…………。
もし、再び、大凶星に何かあったなら……
その時は君の手で大凶星にとどめを
刺してやるんだぞ。。。
大凶星が、君に弱点を教えた意味…
わかるな……………?》
👲大福帝:
『¨はい…。その時は…、然るべく…。☆』
…………….…………………………………………………………………
《その夜…、美脚魔さんが
大凶星に面会に訪れた……》
💁美脚魔:
『¨大凶星様、どお?♪、調子は?♪☆』

『¨☆うん、いまのところ帆李歩医さんたち
が作ってくれたこの金丹真が効いていて
あれ以来、渇きが全くない♪☆
それで大福帝君が鎖を外してくれたよ……。』
💁美脚魔:
『¨そう。よかったね……♪☆』
😞大凶星:
『¨☆それより……、ごめんな、美脚魔……
我輩はずっと君を裏切っていた……。
君が人間たちによって魂を奪われてから…
我輩の生きる目的は奪われた君の魂を
取り戻すことだけになった……。
そのための手段を選んでいる余裕など
我輩にはなく……。
我輩はその目的のために麗剣ちゃんの
気持ちを知りながら利用した…………。
我輩は最低だ………
我輩には美脚魔の隣に居る資格がない……。』
💁美脚魔:
『¨私は麗剣には感謝しています……
麗剣がいなければ、いまここに
あなたは存在していません……
なので麗剣には今迄と変わらず、あなたの
側近のとして居てらうことにしました…☆』
😖大凶星:
『¨☆今の我輩の立場で礼を言っていいのか
わからないが…[ありがとう。]。』
😓🙎ナレーション
《 それから我輩は麗剣とのことを
美脚魔に聞かれ話した…
麗剣と我輩が出逢ったのは美脚魔と我輩が
出逢う、100年ほど前のこと……
当時の我輩はまだ仙術を覚えたばかりの
駆け出しの神の使いの小僧に過ぎない
存在だった…
《ベガと大凶星が食事中》
☕👸女神ベガ:
『¨今日は1日どうだった?♪(笑)☆』
🙂🍴🍇🥝
『¨☆はい。今日は仙人谷に行き薬草に
ついて教わりました…。
その帰りに下界(人間界)のお祭りが気になっ
て寄ってたら我輩は二足歩行で
人間の言葉を話したので
相手の人はビックリしていました♪(笑)』
☕👸
『¨☆あはははっ♪
あら、キウイを残しているよ~♪(笑)』
😅🍴🥝
『¨☆すみません…
我輩、
どうもキウイがダメみたいです♪(笑)
それに食器を使って食事をするのにも
何か違和感があって。。。
手でこう食べものをムンズと掴んで
水でよく洗ってから食べたいです☆』
☕👸
『¨☆ねぇ、それって…
アライグマじゃない…?♪(笑)』
😦
『¨☆えっ?、我輩が小さい頃に
母親からよく洗って食べるよう
教わりましたが…☆』
《 どうやら…我輩は途中までアライグマに
育てられていたらしい………。》
😅
《¨その頃、天界ではとても美しくて、
それでいて、とてつもなく強くて恐ろしい
という暴君龍姫 (麗剣のこと)の噂話で
持ちきりだった………
😓す、すげー……
👺💥👹💥 🗡️👩フッフッハッハッ
麗剣は龍神族と破壊の神との間に誕生し
た娘で、当時の我輩には雲の上のひとの
ような存在だった……
我輩は女神ベガ様の使いでちょくちょく
動き回るのだが、その際、
麗剣の練習場のすぐ横を通らなければならず
当時、我輩は、麗剣のことが恐かった…
😓うっ……こわい……
🎭💥🗿💥🗡️👩フッフッハッハッ
イソイソ…
😓『¨☆さ、触らぬ神に………、』
暴君龍姫の声
《¨ねぇ、そこのキミ……。》
😨は、はいっ……
👩暴君龍姫:
『¨☆よくここで見掛けるけど…
変わった姿をしているね
この辺のひとなの…?☆』
😅💦
『¨☆は、はい…、
我輩は女神ベガ様の使いで
ヲタヌキと申します……
その名のとおり偶然にも野良タヌキが
女神様に拾われ、神の使いに
なったというわけです……
お使いで仙人谷へ
ほぼ毎日、通っています……』
👩暴君龍姫:
『¨☆ふーん。そう。
私は暴君龍姫って呼ばれてるんだけど…、
その呼ばれ方は、あまり好きじゃなくて
普段は麗剣って呼ばれてる。☆
みんな、私のことを恐がって避けて
通るんだよね♪(笑)☆
そんなに怖がらなくて大丈夫だよ♪
私はそんなに凶暴じゃないよ♪(笑)』
😃『¨よかった~♪☆』
《¨へぇ~……、笑顔がとてもよく似合う
きれいなひとだなぁ~~♪☆》
☕👸
『¨今日は1日どうだった?♪(笑)☆』
🙂
『¨☆はい。今日は仙人谷にゆく途中で
麗剣さんという、とてもきれいで
強くて優しいひとと出会い、仲良しになり
ました♪☆
今度、我輩のような非力な者でも使える
護身用の妖術を教えてくれることになり
ました♪☆』
☕👸
『¨そう~☆、あの気位の高い麗剣が……
で…、どう?……
彼女のこと好きになった?♪(笑)☆』
🙂
『¨はいっ♪
とても好きになりました♪☆
だって………
こんな美味しい食べ物をくれるん
ですもの~♪☆

←クッキー



🙂
カラフルでいろんな形をしていて
不思議です。
これは
何かのおまじないでしょうか?☆』
☕👸
『¨あっはっはっ♪☆
まだ、そっちかぁ~♪☆』
サクッサクッ
😆
うー☆美味しい!!

《当時の我輩はまだ大人になる前で
人間でいえば小学生ぐらい…
その意味が分かっていなかった………。》