🏥【 藪 記念病院 】
『 先生~!!、寅男の、
寅男の状態はどうなんですか?!
先生~!!』
医師
👩小田さくら:
『 正直に言いますと、こんな病状
は他に前例がありません…
その一番の理由とは検査をした際、
胃に大きな陰が写りました、
しかし、胃カメラを飲んでみると
胃の中には何もなく…
再度、検査をしてみるとまた胃に
大きな陰が写り、
またこの陰はまるで生きているかのように
翌日には胃の反対側に移動しているんです。
そのため原因がよくわからず、開けて
みなければ何もわからないというのが
現状です。
原因を手探り状態で探しながらの治療と
なりますため、
手術はかなり長引くものと思います……
ヨモギダさんはここに来られる前に
既に 強力な痛み止めを御使用され
ており、これが
手術の際に使う麻酔薬と相性が悪く
仕方なく、前に使用した痛み止め
の効果が切れるのを待って
それから麻酔をして手術を行おうと
思います。
あと、大変、申し上げにくいのですが…
手術の際、彼の体に、
この謎の陰の影響だと思われる
強い激痛が走ることも考えられます…
彼の気力と体が果たしてそれに耐えられ
るかどうか………
万が一のことも考慮し
御家族の方を呼んだ方がいいかも
知れません………。』
『 御家族を呼べって
そ、そんな………、』
👨打田 守:
『 うそだろ……?
さっきまで元気にしゃべってたんだぞ…
うっうっ…… (涙) 』
👩金澤朋子:
『こんな別れか方いやだよ…(涙)』
👦吉桐浩成:
『 社長!! また
俺たちのとこに戻って来てくれよっ!!』
👩船木 結:
『 加賀さんは…、どうして
そんなに冷静でいられるの…?
だって、いつも社長と一緒に居た
でしょう……(泣)』
👩山木梨沙:
『わたしも… そう思う…
どうして? 加賀さん…… (涙声)』
👨瀬木農流:
『 やめるんだ…
ここで
誰かをせめてどうするんだ……。』
👩加賀 楓:
『 こんな時だからこそ、
わたしだけは冷静でいたいと思う…
寅男さんのこと… 信じてるから…… 、』
タタタタッ…
《 竹内朱莉 と 川村文乃が駆けつける…》
👩川村文乃:
『 店長ーーっ!!』
👩金澤朋子:
『竹内さん、川村さん、!?』
👩竹内朱莉:
『 店長?!
店長の状態はどうなの?!』
👨打田 守:
『それが……… あまり良くなくて…
たったいま、家族のひとを
呼ぶようにと言われたところです……』
👩川村文乃:
『 そ… そんな…… 店長……
だから店長は……
私たちに店を譲ろうと……』
医師
👩小田さくら:
『あの、加賀さんという方はいますか?』
👩加賀 楓:
『 はいっ。 わたしです。』
医師
👩小田さくら:
『ヨモギダさんが、あなたに
会いたがっていますが、
どうされますか?……』
👩加賀 楓:
『わかりました。 行きます。』
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ピッピッ……♪
😖ヨモギダ寅男:
『 ………… 。』
👩加賀 楓:
『 寅男さん… 寅男さん…』
😟ヨモギダ寅男:
『 うぅっ… 楓さん …、
いつもより痛みがひどい……
俺は… もう ダメかも知れない……
その前に言っておきたいことが…
あったんだ……
正直…、体を壊してから……
何度も…… 何度も……
心が挫けて……
絶望しかかったんです……。
でも…、
その度に……、 楓さんが…
近くに居てくれて…
僕の手を握っててくれて……
笑っててくれて………
だから……
最後まで… 楽しかったぁ~……☆』
👩加賀 楓:
『 あきらめちゃダメ!!
わたしのことが好きなんでしょう…
この病気を乗り越えたら
いつでも
一緒にいられるじゃないですか…』
🤝《手を握る》
👩加賀 楓:
『 わたしも 寅男さんが好きです!!
これからふたりで一緒に楽しい
思い出つくろう!!』
😟ヨモギダ寅男:
『 …… 。
楓さん…… 🐈さくらのこと…
お願いできますか?…… 。』
👩加賀 楓:
『はい、わかってます……』
😟ヨモギダ寅男:
『 楓さん、
な、なんかね……
ずっと……
胃が焼けるように熱いんだ……
まるで あの悪魔の栄養ドリンクと
コーヒーを混ぜて飲まされたとき
のように……… 』
👩加賀 楓:
『 ハッ!?、
そういえば……!!
先生!!
わたし、この症状に
思い当たることがあります!!』
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【待合室】
医師
👩小田さくら:
『加賀さんの証言によって
この病状の詳細が明らかになりました。
わたしの医療推理によると…、
彼は、病気ではりません。
彼は胃の中に生き物を飼っているん
状態なんです。
試しに胃カメラを飲ませ、胃の中で
強力なフラッシュを浴びせたところ
一瞬、これが写ったんです
【👾】』
『 先生、これは…… 』
👩小田さくら:
『【👾】
これは コンチコピタンコン アメーバーです。』
👩金澤朋子:
『 コンチコピタンコンアメーバー?!』
👩小田さくら:
『 はいっ、聞けば彼はこれまでに
市販されていない、強力なコンチコピタンコン
の濃縮液を何度も飲まされたいたとの
こと…、おそらく この濃縮液が
強力過ぎて消化できず、
胃の中に付着し残っていたのでしょう。
それが合体してひとつになって
😈そこに気功蘇生パワーの蘇生の気の力
と強い電撃を受けて生命体、
👾コンチコピタンコンアメーバーとなった。
しかも、このコンチコピタンコンアメーバーは
胃液で消化されないように電気を放ち
ながら胃の中をゆっくりと
移動します
これが彼が悩まされていた気絶する
ほどの強烈な痛みの原因でした。
また、この👾コンチコピタンコンアメーバーは
健康状態の胃の内部に擬態までします。
現在、この👾コンチコピタンコンアメーバーは
ポテチの欠片のみので身を守りつつ
健康な状態の胃に擬態しています…
あと、警察で取り調べても受けたんかい?
ちゅーぐらい、7,678,174,656人に1人
ぐらいしかならない珍しいストレス性の
エボ痔 脱肛ぢ になっています…。』
👩加賀 👩船木 結 👨瀬木農
👦吉桐 👩山木梨沙
楯 羽目夫
一同:『 すみませんでしたーっ!! 』
👨打田 守:
『 な、なんでみんなが謝るんだ…?!』
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👩医師
小田さくら:
『 治療方々はこの👾コンチコピタンコンアメーバー
を掃除機で吸い取るという単純明快なもの
なんですが…、このコンチコピタンコンアメーバーが
電気を出しながら逃げ回らないよう、
何かで誘き寄せたいたいのですが、
何か良い方法はないでしょうか?!』
👩加賀 楓:
『 だったら…、コーヒーがいいと
思います,
コンチコピタンコンエンペラーは元々,誤って
エンペラー細胞にコーヒーを落として偶然に
活性化し完成したのだと聞きました…☆
多分、コンチコピタンコンアメーバーは
コーヒーが大好きなはずです!!』
👩小田さくら:
『わかりました。ではヨモギダさんの
ために急いで
☕最高の一杯をお願いします!!』
👨打田 守 👩竹内朱莉 👩川村文乃
👩金澤朋子 👩船木 結 👨瀬木農流
👦吉桐浩成 👩山木梨沙
楯 羽目夫
一同:『 ハイッ!! 』
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《こうして社長の手術は無事に
成功したのでした…………。》
🏥[病院]
《ぢの手術後だったため2週間入院》
↓
🙂ヨモギダ寅男:
『 加賀さん、次に来るときでいいので
資料を持って来てください、
どうしても気になって…… 』
👩加賀 楓:
『わかりました社長…。』
《 あの手術の際、コンチコピタンコンアメーバーは
一度だけ強力な電気を放ちました…
そのショックで社長は,ほんの少しだけ
記憶を失ってしまいました………
寅男さん、楓さん、ではなく、
ふたたび ふたりは、
社長、加賀さん、という呼び方に戻って
いました……》
《 それでも 加賀さんは献身的に
社長の身の回りの世話を続けていました…
それでも何も気付かない鈍感男の社長
ふたりはこの先いったい どうなって
しまうのでしょうか……???》
《いよいよラストへ!!》