【翌朝】
💁清水佐紀:
『 忘れ物とかない?♪』
😃ヨモギダ寅男:
『 うん、大丈夫だよ (笑)♪
あ…、佐紀ちゃん… 、』
💁清水佐紀:
『 はい?☆ 』
🙂ヨモギダ寅男:
『 お母さんのこと……
気になってるんだろ?☆
ぜひ、行ってあげて。
おれの車、使ったらいいし♪
ごめんな、ここのところ
自分の感情ばかりで…
肝心なことに気付いてあげられなくて
俺たちはもう、どうせここまで
来ているんだ、いまさら
何も気にすることはない。
私のことなら 大丈夫だよ☆』
💁清水佐紀:
『 寅男ちゃん……
ありがとう♪☆
ねえ、くるみも連れてっていい?☆』
😃ヨモギダ寅男:
『 うん、いいよ!!
くぅーちゃん、佐紀ちゃんの
ボディーガード頼んだぞ~♪☆』

😃ヨモギダ寅男:
『 佐紀ちゃん、くぅーちゃん、
気を付けてな、
さくら~行って来るな~
🐈ミャー♪
じゃ☆♪✋』
==============
🏙️【🦈シャークキングコーヒー】
🙂ヨモギダ寅男:
『 みんな、心配かけて何というか
本当にごめん。またよろしく頼む☆』

『 寅男~、 よく戻って来たな ♪』
ヒソヒソ…
*《ところでおまえ、今日は随分、言葉少な
じゃないか… ひょっとして群馬の星の前で
カッコつけているのか……
》

ヒソヒソ…
*《デヘヘッ… バレたか?☆😁》
👩加賀 楓:
『お帰りなさい 社長 ♪☆』
打田 守:
『 ヨッ!! 社長♪』
金澤朋子:
『 お帰りなさ~い♪』
山木梨沙:
『顔は まだ傷だらけだけど、まぁ何とか
メイクとかで誤魔化せるかも知れない。』
船木 結:
『うんうん♪ 金剛地舞美さんに
お願いしてみたらいいと思いま~す♪☆』
瀬木農流:
『シーッ…☝️』
船木 結:『あっ……、』
😅ヨモギダ寅男:
『 舞美ちゃんに… ? なんで?
たはははっ♪ でも
前向きに検討します…』
✨👩✨和田彩花:
『 はじめまして社長~♪☆
わだあやかです♪♪
あやちょ って呼んでください☆
よろしくお願い致します♪♪☆』
ゾクゾク…
😳ヨモギダ寅男:
『 おおぉーーーっ♪
これはーーー美しいーーーーー♪♪
よろしくー よろしくーですぅーー♪♪』
👩和田彩花:
『 社長、先ほどフロアーで
🐊ワニゲーターグループの鰐淵会長と、
秘書の方が
社長にお会いしたいとのことでしたので
御通ししたのですが………、』
😓ヨモギダ寅男:
『えっ……鰐淵…… 。わかりました…。』
================

『 マズイな…… せっかく寅男が冷静さを
取り戻したのに ここで会長と会ってしまう
とまた会長への怒りで我を失うってしまう
んじゃないか……』
金澤朋子:
『そんな、サプライズで用意していた
社長の復帰パーティーが……… 』
打田 守:
『 どうして社長が 鰐淵会長と会うと
怒りで我を失うんですか?、この前、
社長は会長と気が合うって喜んでいたじゃ
ないですか……?!』
会長秘書&ワニゲーターグループ顧問弁護士
👓朽長優樹:
『 それは、いろいろと複雑な関係が絡んで
いるからです…。
ヨモギダ社長の理解者である、ここにいる皆
さんにだけお話しますが、
鰐淵会長 と ヨモギダ社長は実の親子です…
また会長はワニゲーターグループの後継者には
ヨモギダ寅男さんこそが、相応しいと
お考えになられております……。』
================
【 社長室 】

『 ようやく会えたな寅男…。
少し、お前と話がしたい… 。』
🙁ヨモギダ寅男:
『 一体、何の御用でしょうか?☆
と…、いうまでもなく…
佐紀さんの件ですね…。
あなたが損得勘定抜きに ここに来るわけ
がないか…』

『まあ、それもあるが…
その前に親が息子に会いに来るのに
理由が必要なのか?』
🙁ヨモギダ寅男:
『 親?! … 親ですか…。
少なくとも 私にとっての親は
私を生んでくれた ヨモギダ加代 と
私を育ててくれた ヨモギダ鯖雄 で
鰐淵利夫さんという方ではない…。
実際、あなたは 私のことを母の命を奪った
子として憎んでいたんじゃないのか…?
まぁ、そっちの理屈なら当たっている…
もし、私を生まなければ母は今も生きて
いたかも知れないし、
かつてのあなたの親友だった父もクレーン
の落下事故から私を庇わなければ
今も生きてただろう…
ふたりの命を奪ったのは紛れもなく私だ…。
そのことで姉や妹や新しい母親に恨まれる
ているのだとしたら当然だ。
だが、あなたに対しては別だ。
なぜなら諸悪の根源はあなただからだ。』

『 お前に償いたい……。
🐊ワニゲーターグループをお前に渡したい…。』
🙁ヨモギダ寅男:
『 それは出来ない…。何故なら、
ワニゲーターグループという組織はあなたひとりで
つくりあげた組織ではないからだ。
そちら側の社員たち からしたら
私は完全な部外者だ。ある意味、
形を変えた乗っ取りになってしまう。
真剣に🐊ワニゲーターグループのことを考えて
いる人たちを前に
そんな失礼なことはできない…
それにそちらには目的のためなら
チンピラに人を襲わせるような、
とんでもないヤツもいるようですし…。』

『その件については、もうお前に手出しは
させない…。』
🙁ヨモギダ寅男:
『さぁ、どうだか……
あなたが考えている以上に
この件は 闇が深いと思います…… 。
私がやられる分には まだいいが、
私の身の回りにいる人が
それに巻き込まれたら
たまったものではない…。
これも あなたが これまで続けてきた
金と権力にものをいわせた
独裁経営の結果じゃないですか?…』

『 それに関しては否定できない。
寅男、教えてくれ
どうすれば,償いになるんだ……。
佐紀か? 佐紀のことなら、
もし、互いの気持ちが同じなら
法的に無理でも男女としてなら
生涯、一緒に暮らせる
私は無理にそれを止める気はないが…。』
😞ヨモギダ寅男:
『 償いなんて言葉…、
簡単に言わないでくれ……
何かしたから,ホイそれと許せるわけ
がない…
佐紀さんの こともそうだ…
彼女の 一生の幸せに関わるかも
知れないことを
自分事のように簡単に言わないでくれよ……
母さんや父さんが… あなたのつまらん
事故顕示欲のために振り回され続けた、
父や母の生涯は何だったんだと考えると…
私は… どうしても、あなたに対する
怒りや憎しみの感情を抑えることができない………。
そんな状態で 佐紀さん と向き合………、』
♪ノックする音《トントン》
👓朽長優樹:
『失礼致します、会長、
葉街さまの容態が急変されました…、』

『し、しかし……、』
🙁ヨモギダ寅男:
『私のことはいいです…。
是非、行ってあげてください…。』

『すまない…、寅男…。
お前も一緒に来て佐紀の側についていて
あげてもらいたいのだが……』
😓ヨモギダ寅男:
『 申し訳ない…
私も本心では今すぐにでも佐紀さんの
ところに行って側にいてやりたい…
しかし、これまであなた方と揉めている
間、私は社の者たちに随分と迷惑を掛け
てしまっている……
社長として、これ以上、私が留守にするこ
とはできない。……』

『 そうか…、残念だ……。』
=================
ガラガラ~ 🎁🚶
《荷台に乗せられ運ばれてゆく大きなプレゼント
BOX 》
🎁《👩金剛地舞美 》:
『ふっふっふ~♪
突然、サプライズ ゲストで 私が箱の中から
ジャーンと登場して
寅ちゃんのこと
驚かしてあげるわ~♪♪☆』
OFFICE 金剛地:新人女優
🎁《👩梁川奈々美 》:
『 舞美先輩、私もお共 致しますわぁ~☆』
OFFICE 金剛地:新人女優
🎁《👩高瀬くるみ》:
『 舞美先輩、私にまかせてください~☆』
😖ヨモギダ寅男:
『うっ… 佐紀ちゃん…………💁』 😖 🎁🚶

『 行ってやれよ 寅男…』
金澤朋子:
『 社長… 佐紀さんのところに
行ってあげて。。。』
打田 守:
『 仕事のことならオレたちに
任せてくださいよ!!』
🎁 パッカーン!!☆
👩金剛地舞美:
👩梁川奈々美:👩高瀬くるみ:
『 ジャーン!!☆ ハァーッ!!☆
せ~の~ 、 ヤァーーーッ!!☆』
👩金剛地舞美:
『 セイセイセ~イ♪♪
こん~ごうち~ ♪
まいみ だ~~♪
フォ~~~ッ!!♪☆』
🎁《👩梁川奈々美 》:
『 セイセイセ~イ♪♪
やな~がわ~ ♪
ななみ~で~す♪
フォ~~~ッ!!♪☆』
🎁《👩高瀬くるみ》:
『 セイセイセ~イ♪♪
たか~せ~ ♪
くるみ~だお~♪
フォ~~~ッ!!♪☆』
一同:《 シーーーン…………… 》
《 シーーーーーン……… 》
《 シーーーーーン……… 》
ガビーン……
👩金剛地舞美:
どっひゃー あべしっ…
👩梁川奈々美 :👩高瀬くるみ
『 ふ… 、 不…… 発……
』

山木梨沙:
『 ちょっ…、舞美さ~ん…、
空気 読んでくだ~い…
ハァーッって!!
和田アキ子じゃないんだから~………、』
👩金剛地舞美:
『 は、
はい、すいやせん…… 、』
《あ、あれ? 扱いおかしいな?、
あたし、一流 女優よね………?👩》
船木 結:
『さぁ、 梁川さん、
みんなにお茶いれて……☆』
👩梁川奈々美:
『 は、はい、ただいま…… 』
《 え……? お茶……?
女優のアタシが………?👩》
金澤朋子:
『さぁ、高瀬さん………、
ん~っ…… ごめん……。
特に何も思い付かなかった…。』
👩高瀬くるみ:
『な、なんやて………』
《 オチがないだと………?👩》
😞ヨモギダ寅男:
『 みんな…、 すまん………
でも…… 俺…… ダメなんだ……
あの男と顔を合わせると……
どうしても、あの男に散々、苦しめられた
父や母のことを思い出して……
あの男への 怒りや憎しみの感情を
抑えられなくなってしまうんだ…… 』
金澤朋子:
『 でも …… 社長は、
佐紀さんのことを愛してるんでしょう…
自分の感情と… 佐紀さんのこと、
どっちが大事なんですか…… ?!』
山木梨沙:
『 そうだよ!!
御両親のことをいいわけに
社長は逃げてるよ…』
👩金剛地舞美:
『 ちょっと、みんな!
彼のことを責めるのはやめて!!
彼だって みんなの知らないところで…
ひとりで苦しんで来たのよ!! 』
船木 結:
『 でも、このままだと 社長は
苦しいままで 前に進めないと思う。』
👩金剛地舞美:
『 何もそんなに無理やり解決させようと
しなくてもいいでしょう。
寅ちゃんの心の傷はそんなに
簡単には…… 、』
😫ヨモギダ寅男:
『 みんな もうやめてくれ!!
もう たくさんだ…
父も母も鰐淵のせいで最後まで苦しめ
られた……
そして
私がそんなふたりにとどめをさした…
ヤツと顔を会わせれば,嫌でもその事を
思い出してしまう…
私とヤツは 一生、お互いを憎しみあって
いる方がちょうどいいんだ!!
もう放っておいてくれ………… 』
《いま、私が彼のために出来ること……》
👩金剛地舞美:
『 寅ちゃん…、他のみんなが寅ちゃんの
敵になっても 私がずっと側にいてあげる…
もう寅ちゃんをひとりになんてさせない……』
👩加賀楓:
《いま、私が社長のために出来ること……》
《加賀さんが 寅男の前に来る…》
👩加賀 楓: 『 社長… 』
😞ヨモギダ寅男: 『加賀さん…』
🤚パンッ!!:
《 加賀さんは寅男を引っ叩いた 》

😲ヨモギダ寅男:
『 ……? 』
👩加賀 楓:
『 何よ……、
ひとりだけ…、
そんなに 苦しそうな顔をして……、
自分だけ…、
不幸を背負ってるような顔をしてさ……、
あなたが… ずっと…
そんなに苦しそうにしてるから
ここに居る みんなも
あなたと一緒に 泣いていることに
あなたは 気付かないの……?。
そんな あなたの姿を見てるのは……
ツラすぎて耐えられないよ……
明るくて… お人好しで… 剽軽者で…
真っ直で…
わたしの知ってる …
そんな いつものあなたは ……、
一体、どこに行ってしまったの…?……
しっかりしろ!! ヨモギダ寅男~!!
憎しみなんかに 負けるなーーーっ!!』
😶ヨモギダ寅男:
『 … いつもの……… 私……………。
そうか……… そうだよな……… 、』
🙂ヨモギダ寅男:
『 そうか……… そうだよな……
ハッハッハッ!!☆
そうだったのか!!
ありがとう 加賀さん!!
さっすが、加賀さんだ!!
なんか、よくわかんないけどぉ~
でっかい 気合いが入ったぁーーー!!☆』
👩金剛地舞美:
『 なっ……、 ま、 負けた…………。』
👩加賀 楓:
《 おかえりなさい……
いつもの社長…
たとえ結果がどうであっても…、
最後は……
私が一緒に笑っててあげる… 》
😃ヨモギダ寅男:
『 加賀ちゃん、みんな…
オレ、ちょっくら行ってくるぜ!!☆』
👩加賀 楓:
『 うん♪ ガンバッ!! ✊』

『 ハッハッハッ!! おまえと
いう男は 退屈させないヤツだ~♪☆』
瀬木農流:
『あっ、たまたま営業用の車が
空いてますよ、🗝️はい、鍵♪☆』
一同《がんばれー!! ファイトー!!》
🚐💨
🤣ヨモギダ寅男:
『うおおお~っ 待ってろ~~
佐紀ちゃ~ん!! くぅちゃーん!!♪』
♪[声]:広瀬彩海《 たすけてーーー!! 》
♪【 た・す・け・て】
唄 こぶしファクトリー
《 たすけ~て~ た~すけ~て~》
《 たすけ~て~ た~すけ~て~》
《 たすけ~て~ た~すけ~て~》
《 たすけ~て~ た~すけ~て~》
🛣️
🚐💨/🙂
🙂ヨモギダ寅男:
【 ありがとう加賀さん…
私が 迷っているとき…
きみが いつも勇気を与えてくれて
大切な事に気付かせてくれる。
きみは 本当に素敵な……
最高のパートナーだよ… 】
🙂ヨモギダ寅男:
【 確かに… 生まれや育った境遇は不遇だ
ったかもしれない…
でも、いまの私には共に笑い、共に泣いて
くれる、
あんなに素晴らしい仲間たちがいるじゃ
ないか☆】
🚐キキーッ!!
😃ヨモギダ寅男:
『 ハッハッハッ☆ 着いたぞ~♪☆』
🚐 🚓
👮警察官:
『運転手さ~ん。10㎞オーバーしてましたよ~♪』
😅ヨモギダ寅男:
『 えっ? マジですか?……』
《その⑦へ続く》