読むと損した気分になる妄想ドラマ 第7話 後編 その⑦ | ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

ヨモキダ寅男の【革命的】ブログ

明るく前向きな方向性に
向かってゆきたいなという
結論にいきなり至り


ヨモギダ→ヨモキダ
として再出発いたしますことに縞しまた☆ミ




基本は変なおじさんの書くヒマつぶしのためのきまぐれなブログです☆


🏥【 藪  記念病院 】


佐紀さんの母/はまち
清水葉街 (清水佐紀:二役):

『 みんな~ ごめんなさ~い… 

実は大したことなかったんだけど、
大袈裟に騒がれてしまって……

みんなのところに連絡が行ったみたい
なの~…』




佐紀さんの兄/ぶりお
👨清水鰤生 (中村昌也)

『みんな ごめん…、俺の早合点だった、』





おじいちゃん鰐淵利夫:

『 では、何ともないのか?

体は大丈夫なのか?…… 





清水葉街:

『 は~い♪

 ぜんぜん大丈夫なんですよ~♪☆』




ヘナヘナ~…
🙍清水佐紀:
『よ、よかったぁ ~~💨……… 』

《 お母さん…………  》


=================

🏥【 藪 記念病院 】


《病院の外のベンチに座り物思いにふける佐紀…》

🙍清水佐紀:

《  寅男ちゃん… 

寅男ちゃんとお父さんとのこと…、

お母さんの病気の事…、

ネズミーアニメでのアメリカ行きの事…

わたしと 寅男ちゃんとのこと……


わたしはどうしたらいいの?…、


寅男ちゃん…  会いたいよ……





声:《 佐紀ちゃん!! 》





💁清水佐紀:
『 寅男ちゃん!!』




😃ヨモギダ寅男:
『 佐紀ちゃん!!』




💁清水佐紀:
『 どうしてここに!! 』




😃ヨモギダ寅男:
『 きみが呼んだような気がしたからさ…

それより、お母さんの具合は

どうなんだい?』





🙍清水佐紀:

『 うん…、お母さんは何ともないって

言っていたけど… もし本当に何かあっ

たらどうしようって考えてしまって…

少しでも お母さんの力になるのなら

ネズミーアニメの道に進むべきなのか?と

迷ってしまうし、でも寅男ちゃんとは

離れたくないし……

寅男ちゃんを幸せにしてあげたいし…… 、』





😃ヨモギダ寅男:

『  実は…  あの日、米留辺さんから
渡された佐紀ちゃんが書いたネズミーアニメの
物語を読ませてもらったんだけど……

佐紀ちゃん、きみは本当にスゴいひとだ…
私みたいな者が独り占めするのが
あまりにも勿体ないぐらいに……



佐紀ちゃんが  俺の幸せの事を

思ってくれているのと同じように

私にとって 一番の幸せというのは

それは結局のところ、

佐紀ちゃんが本当の意味で幸せになれ
ことなんだ。


だったら …、

もう 答えは出ているじゃないか?☆


佐紀ちゃん、

君はアメリカに行って素敵な物語を

いっぱい書いて

お母さんだけじゃなく、世界中の人に
勇気や力や希望を与えてくれ☆』






🙍清水佐紀:

『 バカ、そうなったら…、

私たちは別れることになるじゃない……』







☺️ヨモギダ寅男:

『 確かに  俺たちは結ばれないのかも
知れない…  、


でも、俺たちが結ばれなかった分、
君の物語を観た世界中の人たちの心が一つ
繋がるじゃないか☆


実は兄妹だっということも、
きっと、そこに繋がる何かの意味があって
のことだと俺はそう思いたいんだ…


それに きみが本当に幸せになる
そのために必要な別れなのだったとす
ならば…、


私は
この別れに 後悔などしない!!☆

むしろ、胸を張って言えるよ、
ヨモギダ寅男は、佐紀ちゃんのことを
本気で愛していたんだと…☆』





🙍清水佐紀:
『 寅男ちゃん…。
でも私、寅男ちゃんと別れたくないよ…』




😃ヨモギダ寅男:
『 何も永遠の別れというわけではない、
男と女としてはダメだったけど…

兄妹としてなら理由なしにいつで会える 
じゃないか♪☆

もし、納得できないのなら…
君が最高のクライマックスになるよう
シナリオを書いてくれ!!

俺のしあわせのために…
そうしてくれないか☆』




🙍清水佐紀:
『 寅男ちゃんは 、その後、

どうする気なの?』




😃ヨモギダ寅男:
『 わからない…、でも、今やることは
わかってる………



===============
🏥



おじいちゃん鰐淵利夫:
『 まさか、おまえが来てくれるとは
思わなかった……  』




🙁ヨモギダ寅男:

『 オレはいままで…、
あなたに振り回され続けた
 母さんや父さんは [不幸]だったんだ
と思っていた……


でも、ある人は言う… 

母はあなたの横でいつもニコニコ
笑っていたのだと…、


父は事あるごとに まるで口癖のように、
あなたの事を許してやれと言っていた……


意味が分からなかった…


バカが付くほどの御人好しなんだと
理解できなかった……



その後は、
オレが… 父や母の 命を奪ったのだと
何かを思う度に、その罪の意識から、

ずっと心のどこかで自分を責めていた……



でも、オレ……   

佐紀ちゃんのおかげで… 

ようやくわかったんだ……


母さんにも、父さんにも、オレの知らない,
いろんな笑顔があって…

きっと,そこにはオレの知らない、
いろいろな幸せもあったんだろうなって……。


そしてわかったんだ……

母さんも、父さんも、
その生涯は決して不幸なんかじゃ 、
なかったんだと……。



鰐淵さん…、あなたも これまでもずっと、
そうして父と母に詫びながら御自分を
責め続けて来たはずだ……





もう、それで… 十分だ……

父も母も もう十分に納得してくれて

いるはずだ……



もう、この憎しみと苦悩の連鎖は

オレたちで 終わりにさせよう……




オレの…  、 


オレの  もう1人の父さん……、』 






おじいちゃん鰐淵利夫:

『 寅男…… おまえっ……

う、ううっ…… うっ……、

ご、ごめんな………、  寅男……… 』






😖ヨモギダ寅男:

 もう、いいんだ……

もう、何も謝る必要なんてないんだ…

父さん……  』




おじいちゃん😖




💁清水佐紀:
『 寅男ちゃん……  お父さん……。』




👨清水鰤生:
『 ようやく…過去の罪から
許されましたね… お父さん……。』





🕵️鯱:
『 うう~……ええ~ 話や~……、

やべ涙腺が……(泣)

赤鬼のヤツ、 

こんな時にヨモギダ社長を襲えとか

出来るかボケ!!』


=============
【鰐淵加代の墓】に
💐【鯖男の写真

🙂ヨモギダ寅男:
『母さん…。 ようやく会えたね…
今日は姉さんとえりぽんと
鯖男 父さんも、利夫父さんも
連れて来たよ!! 

僕には父さんがふたりもいるんだ
スゴいだろう(笑)』



笑い泣き松健廊鯉子 ( 柄本 明 )
『母さん、また会えたわね~。』


👩ヨモギダ衣梨奈 ( 生田衣梨奈 )
『お父さん…。 きっと優しいひと
だったんだろうな~…』



😃ヨモギダ寅男:

『 利夫お父さんも、鰤生くんも、

佐紀ちゃんもこっち来てくれ。』




🙂ヨモギダ寅男:
『これから、何があっても 
この家族みんなで力を合わせて
乗り越えていこう☆


【👧👷】
おじいちゃん😂笑い泣き👩💁👨



ナレーション:金澤朋子:

《 そんな皆の願いが届いたのか、佐紀さんの
お母さん 葉街さんの病状は一気に快方に向かい
すっかり元気を取り戻しました。 


=============

ナレーション:金澤朋子
 
《 それから…  佐紀さんは ネズミーアニメーション

と正式に契約を結びました…。出発は3ヶ月間後です。

あ、ちなみに、くるみちゃんは佐紀さんと一緒に
アメリカにゆくことになりました。


ヨモギダ社長と鰐淵会長が和解をした

その1週間後、佐紀さんの考えた最高の
クライマックスの発案で

🦈シャークキングコーヒーと🐊ワニゲーターグループ が協力して

ヨモギダ社長 と 佐紀さん の

【 結婚   & 離婚 】式 という変わった

パロディーの式が 執り行われたのでした… 



【😃👰】

《 そして 佐紀さんが書いたシナリオ通り、
佐紀さんが アメリカに旅立つ日までの3ヶ月間
ふたりは夫婦として一緒に暮らすことにしたのです。
ふたりはとても幸せそうでした…。


そして佐紀さんが書いた金剛地舞美さんの
映画やドラマもついに完成し放映や放送される
日を待つばかりとなった頃……、



《 ついに ふたりに別れのときがやって来たの
でした…… 》




🛫【ひとっとび空港】


😃ヨモギダ寅男:
『 最高のクライマックス  ありがとう!!
この3ヶ月間、本当に幸せだった!!
全然、悔いなんか残らないよ♪☆』



💁清水佐紀:
『私も 我ながら,この3ヶ月間、
本当に幸せだったよ。私も後悔しないと
思う♪☆ 

でも一応は 私はバツイチ、寅男ちゃんは
バツ2 になったということでいいかな
な?(笑)



😃ヨモギダ寅男:
『でも、佐紀ちゃんとの生活は
幸せすぎるバツでなんともはや♪(笑)




💁清水佐紀:
『これからは夫婦じゃなくて兄妹だね、
でも…、お兄ちゃんじゃなくて、
これからも 寅男ちゃんと呼ばせてね☆』



🙂ヨモギダ寅男:
『 ああ いいよ☆

佐紀ちゃん… 俺は君になりたい…。

君のように 誰より明るくて優しいひと
になりたい♪☆』




💁清水佐紀:
『 私は寅男ちゃんになりたい…。

寅男ちゃんのように 真っ直ぐで 強くて

ドジでスケベで、感動して人前でもすぐ

に泣けるそんなひとになってたい♪☆』




😅ヨモギダ寅男:
『 なんじゃそのオチは……♪☆
あ、そうだスケベで思い出したけど

3ヶ月間の中で 1日 ~ 2日、
夜の記憶が全く残って無いんだけど…、

佐紀ちゃん  また、
なんか変なことした……?!』




ギクッ…
💁清水佐紀:
『 いや…、何もしてないよ…… 』



マッズ……🤢   💁そ、そうかなぁ~…
《☕←栄養ドリンク実は佐紀さんはコーヒーにコンチコピタンコン
エンペラー濃縮液を混ぜて寅男に飲ませていた…





💁清水佐紀:

『そ…、 それじゃ、もう行かなきゃ♪

寅男ちゃん…  大好き…。☆』




😃ヨモギダ寅男:
『佐紀ちゃん、オレも大好きです!!☆』



《抱きしめる》
【😃💁】





🙂ヨモギダ寅男:
《 佐紀ちゃん… 、》


💁清水佐紀:
《 寅男ちゃん…  、》




🙂ヨモギダ寅男:
《 誰より  愛してる… 》


💁清水佐紀:
《 誰より  愛してる…  》




😃ヨモギダ寅男:
《 だから…  佐紀ちゃん、》


💁清水佐紀:
《 だから…   寅男ちゃん、》




😃ヨモギダ寅男:
💁清水佐紀:

《  グッバイ……… 》


🙋

===============

🛫


🙂ヨモギダ寅男:
『 佐紀ちゃん…、ありがとう♪☆』




🕵️鯱:
『 ええ~ 話やな~ …(泣)』




😧ヨモギダ寅男:
『 なっ、お前は…  』




🕵️鯱:
『 安心しろ…  

俺はもう黒胡に付く気はない…。

ヤツに利用されていただけということが 
よくわかった……。

それよか、いいのか?
あんないいコと別れちゃってさ…
後悔しないか?……

兄妹でも黙ってりゃ世間にはバレない
だろうに……。




🙂ヨモギダ寅男:
『 そうはいかないよ。
事実上、結婚することも出来ず…
ふたりとも健康な体なのに子供も
諦めなきゃいけない。

それが、彼女の幸せになるとは
どうしても思えなかったんだよ…
遅かれ早かれいつかどこかで
綻びが出たと思う。』




🕵️鯱:
『 会長とのこともそう、
彼女とのこともそう、

アンタみたいな不器用なヤツを見る
度に 俺は自分と重ねちまう。

俺はアンタには幸せになってもらいたい。


だから、余計な御世話だと思ったんだが、
アンタに、これ(書類が入った封筒)を
渡す…。』




😓ヨモギダ寅男:
『こ、これは……?、』




🕵️鯱:

『 気をつけろ… アンタの本当の敵は…

我々じゃない。 アンタのすぐ近くにいる…。

確かに渡したぞ……。


多分、俺はもうアンタとは会うことは
ないだろう。 じゃあな…✋』




😧ヨモギダ寅男:
『なっ………、』





《その⑧へつづく》