この地上に生きている生命体はみな
ストレスと無関係では暮らせないのです
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
生命は刻々変化する外界の環境に対して
生体を安定した状態に維持しようとする仕組みを持っており
これをホメオスタシス(恒常性)といい
このホメオスタシスはほ乳類のような高等動物では
神経-免疫-内分泌(ホルモン) の相互作用で維持され
例えば寒さを感じた時
交感神経が働いて末梢の血管を収縮させ
体外への熱の放散を防ぐ一方で
甲状せん刺激ホルモンの分泌が増えて
代謝を促す甲状せんホルモンが産生され
体内では熱が産生されちょうど防寒設備を整えたうえに
燃料を燃やしている居心地の良い部屋を作るわけで
このような反応は体温低下を抑えて
活動量や免疫力の低下を防ぐことにもつながります
![にひひ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
このような外界の刺激に対する生体の反応を
ストレスといいますが
この言葉は1935年にセリエ(Selye)という研究者が
初めて使い、もともとは物体に力を加えることで
生じるゆがみを意味する言葉で
このようなストレスを起こさせる刺激は
ストレッサーと名付けられ
現代社会で私たちが日常的にストレスと呼ぶ
ノルマや疲労、人間関係、睡眠不足などなどは
正確にはストレッサーというのが正しいようで
![べーっだ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)