マダニを介した新感染症の
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
による死者が厚生労働省は今日
新たに2人の死亡が確認されたと発表しました
SFTSが発生した中国では
ダニ以外にも患者の血液や体液から
感染があったことを専門家が報告していますので
患者から医療者への感染なども考えられま
厚労省は医療機関からの情報提供の要件として
38度以上の発熱、おう吐や腹痛、下痢、下血などの消化器症状
血小板・白血球の減少、血清酵素の上昇などを提示しています
2009年に中国の湖北省と河南省の山岳地域で
SFTSが初めて確認されましたが
なんと死亡率が12%と高い
インフルエンザのような空気感染や飛沫による感染拡大はないが
患者の血液や体液から感染が確認されているので
血液中には大量のウイルスが存在しているとことから
医療機関においては手袋やガウン、マスク
など標準予防対策をしっかりしなければならないです