年越しそばとは大晦日に縁起をかついで
蕎麦を食べる習慣のことを言い
大晦日に年越し蕎麦を食べるという風習は
江戸時代から定着したとされ
蕎麦は長く伸ばして細く切って作る食べ物なので
細く長くということから「健康長寿」「家運長命」などの
縁起をかついで食べるようになったのが起源でという説が一般的です
蕎麦は関東うどんは関西というイメージがありますが
信州から江戸へという蕎麦の流通ルートが早くから確立したため
蕎麦の文化は江戸で花開き
江戸っ子の蕎麦好きは有名です
長生きと言えば蕎麦に含まれる代表的な栄養素にルチンがあり
毛細血管の壁を強くする作用がある
高血圧を予防すると言われ
ルチンは水溶性なので
蕎麦を食べる時にはルチンが溶け出しているそば湯を
飲んだ方が良いとされてきましたが
現在ではそばのルチンはほどんと溶出しないことがわかってきています
年越し蕎麦にはほかにも諸説があり
他の麺類よりも切れやすいことから
今年一年の災厄を断ち切る
という意味もあるのだそうです