ポルシェ マカン ブレーキパッド交換 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

ポルシェマカンがブレーキパッド交換で入庫しました。

 

メータにワーニングメッセージも出ています。

 

パッドセンサーまで削れているのはF側ですが、FRとも減っているので両方交換します。

まずはF側から。キャリパーでかいな!

 

全て純正品へ交換します。

 

このタイプのキャリパーはパッド交換でも一旦外さなければなりません。

S字フックでぶら下げたり、手で抱えた状態ではやりずらいので

固定ボルトを延長した工具を作りました。

 

古いパッドの上から工具を使ってピストンを戻します。

 

外したパッドも純正品ですね。

TEXTAR製でした。

金具を変えてパッドを変えて、ボルトも交換して規定トルクで締めれば終わりです。

 

Fは部品を変えるだけですが、Rは電動サイドブレーキなので、テスターでパッド交換モードにしないといけません。

 

まずはバッテリーへ定電圧機を繋ぎます。

 

ポルシェテスターを繋いで

 

パッドが交換できる状態にします。

 

Rも純正品へ交換です。

 

キャリパーを外してピストンを戻します。

 

パッドを外して金具を新品に変えます。

 

新品パッドを取り付け。

 

ちなみにRはTRW製でした。

パッドにはポルシェマークも純正品番も無いですね。

アウディマークとアウディの品番が入っています。

 

箱はポルシェで品番も入ってますね。

 

ブーツの中のピンの状態も確認しておきます。

グリスもきれいで固着も無くスムーズに動くのでこのままで。

 

新しいボルトをつけて規定トルクで締めます。

 

テスターでパッド交換モードを終了します。

 

ブレーキフルード量を合わせて試運転して当たりつけをします。

ローター交換していないので完璧には当たりは出ないですけどね。

メーターのメッセージが消えたのを確認して終了です。

ちなみにメッセージはセンサー変えれば自動で消えます。