ポルシェマカンがブレーキパッド交換で入庫しました。
メータにワーニングメッセージも出ています。
パッドセンサーまで削れているのはF側ですが、FRとも減っているので両方交換します。
まずはF側から。キャリパーでかいな!
全て純正品へ交換します。
このタイプのキャリパーはパッド交換でも一旦外さなければなりません。
S字フックでぶら下げたり、手で抱えた状態ではやりずらいので
固定ボルトを延長した工具を作りました。
古いパッドの上から工具を使ってピストンを戻します。
外したパッドも純正品ですね。
TEXTAR製でした。
金具を変えてパッドを変えて、ボルトも交換して規定トルクで締めれば終わりです。
Fは部品を変えるだけですが、Rは電動サイドブレーキなので、テスターでパッド交換モードにしないといけません。
まずはバッテリーへ定電圧機を繋ぎます。
ポルシェテスターを繋いで
パッドが交換できる状態にします。
Rも純正品へ交換です。
キャリパーを外してピストンを戻します。
パッドを外して金具を新品に変えます。
新品パッドを取り付け。
ちなみにRはTRW製でした。
パッドにはポルシェマークも純正品番も無いですね。
アウディマークとアウディの品番が入っています。
箱はポルシェで品番も入ってますね。
ブーツの中のピンの状態も確認しておきます。
グリスもきれいで固着も無くスムーズに動くのでこのままで。
新しいボルトをつけて規定トルクで締めます。
テスターでパッド交換モードを終了します。
ブレーキフルード量を合わせて試運転して当たりつけをします。
ローター交換していないので完璧には当たりは出ないですけどね。
メーターのメッセージが消えたのを確認して終了です。
ちなみにメッセージはセンサー変えれば自動で消えます。