アウディA4 オイルプレッシャーワーニング点灯修理 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

外車専門自動車屋の活動日記

 

2002yアウディA4が車検で入庫しました。

特に故障箇所も無く車検場に持ち込んだ帰りにエンジンオイルのワーニングランプが点灯しました。

 

途中で止めてオイル量を点検しましたが問題なし。

異音も無くエンジンの調子も問題無さそうなのでそのまま会社まで走って帰りました。

テスターで見るとオイルプレッシャーが基準値以下です。

 

プレッシャースイッチが壊れたと思い込み交換するもランプは消えず・・・

レベルセンサー変えても同じ・・・

 

何だろうと悩んでいるうちにエンジンからはタペット音らしき異音が出てきました。

油圧が上がっていないようです。

油圧が上がらない原因はポンプの故障か油圧回路の詰まりか・・・

オイル交換履歴を調べると2015年11月 19000Kmが当社でオイル交換した最初の時でした。

2回目が2017年11月 25561Km 次が今回で2019年11月 31800Kmです。

2002y~2015yの間のオイル交換は分かりませんが年式の割りに距離は少ないですし

ポンプが壊れたり詰まったりは考えずらいですが確認はしないといけないので

オイルパンを開けてみます。

Fメンバーを降ろさないとオイルパンは外せませんが、中の確認はずらせばできます。

ポンプを回すチェーンは問題無さそうです。

見えるところは綺麗ですがオイルパンの底にはスラッジが溜まってました。

 

狭い所から何とかオイルポンプのストレーナーを外しました。

 

網の部分にスラッジがびっしり詰まってました。これではオイルは吸えませんね。

何故こんなことになるのでしょう??もしかして当社に来るまでオイル交換をしてなかった?

こびりついたスラッジが交換したオイルで徐々に落ちていき、それを吸い込んで詰まった感じですかね。

 

スラッジを落として綺麗にしました。

組み込んでエンジンを掛けたらタペット音も消えてランプも消えました。

ただ網目が細かすぎる気がします。

フィルターで除去すればいいのでここはこれほど細かくなくても良いと思います。

オイル管理をちゃんとしていれば問題ないですけどね。

車検終わりにワーニングランプが点くとか一番嫌なパターンですね。