TT様ポルシェ986がマフラー、エアクリーナー交換で入庫しました。
まずはマフラー交換から。
今回はリアサイレンサー部のみ交換です。Rバンパーを外します。
レインホースも外せばリアサイレンサーが外しやすいです。
外せました!
今回つけるのはこのステンレスマフラー。
重量7.0Kg
ちなみにノーマルマフラーは16.6Kgなので9.6Kgの軽量化になります。
さくっと取り付けして
バンパーを戻せばマフラー交換は終わりです。
次はエアクリーナー交換です。純正タイプではなくHPI製のメガマックスステンレスに替えます。
エンジンルームの上からの作業ですが03y~のタイプはリアスクリーンがガラスなので
45°ぐらいしか開かず作業性が悪いです。
なので幌後ろ側のカバーを外して
トランクも外して後ろから作業できるようにします。
エアクリーナーケースごと外しました。
エアクリーナーケースはエンジンを載せたままですとそのままでは外せません。
上下を焼き止めしてありますがそこで綺麗に割ることが出来るのでばらして外します。
いい機会ですのでノーマルエアクリーナーケースの構造を書いておきましょう。
まずリアフェンダー左横にエアの吸い込み口があります。
03y~は網がはってありますね。
そのダクトの中にエアクリーナーケースからのパイプが出ています。
写真では分かりづらいですが先細りでかなり小さめです。
パイプから入ったエアは小さな小部屋に入ります。
小部屋の横からエアが出てエアクリーナーの前に出ます。
エアクリーナーを通ったエアはエアフロの方へ吸い込まれます。
入り口が小さいのと狭い場所を遠回りしてくるので、吸気効率がいいとはいえないと思います。
ですので余計な物は外してエアフロの前にエアクリーナーをつけてしまいます。
スロットルやエアフロまでのインテークホースはノーマルを使いますので、そこに付けられるように
アルミパイプとホースで延長します。固定用のアルミステーも作りました。
下からの熱風が来ないようにアルミパネルで仕切りを作って取り付けます。
加工しやすいように薄めのパネルなのでべコベコしてるのはお許しを・・
計算どおり、取り付け完了!エアクリーナーの向こう側の壁にはノーマルダクトがあるところです。
今回はエアクリーナーとサイレンサーだけですがかなり中速域でトルクアップしたように感じます。
音もうるさ過ぎず、いい感じでした。
それともう一つ。助手席をノーマルから、
当社にあったフェラーリ348についていたOMP製シートへ交換しました。
5.0Kg軽量化です!
これで完成~ではなくて作業中にオイル漏れを発見してしまったので引き続きそちらの修理をします。