ポルシェ996 ドアウィンドー下まで下がらず修理 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

ポルシェ996の助手席ドアガラスが途中まで下がらないとのことで入庫しました。

 

気が付いたのは最近でいつからかは分からないとのこと。

 

確かに途中までしか下がりません。

 

おおよそ予想は付いているので内張りを外します。

 

防音防水シートをめくってレギュレーターのストッパーを確認します。

 

996と986はレギュレータが共用ですがウィンドーの大きさが違うのでストッパーの位置が違います。

レギュレーターは共用パーツでどちらでも使えるようにストッパーが2個付いています。

986の方がウィンドーが小さいのでストッパーが上になります。

このレギュレーターは986用のストッパーが付いたままですね。

どこかのお店でレギュレーター不良で交換したときにストッパーを外し忘れたようです。

 

986用ストッパーを外します。

 

ストッパーは5cmぐらい違いますね。

このくらい下がらないやつはストッパーの外し忘れだと判断しています。

 

ストッパーを外しました。

 

レギュレータが下まで下がるようになりました。

 

ウィンドーも見えないところまで下がるようになりました。

 

996のレギュレーターを注文して、パーツが来ても986と共用でストッパーを車種によって外すなどの

説明はされません。当社でもウィンドーが下がらず、ずいぶん悩みました。

分かってしまえばなるほどと思いますが、普通気が付かないですよね・・・