ベンツSL500 R129 バルブ切れ修理 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

 

ベンツSL500 R129が時々バルブ切れランプが点灯する出入庫しました。

 

症状はメーターにバルブ切れランプが点灯してテールランプ右が点かないです。

でも症状が時々しか出ず走り出すと正常に戻ったりします。

たまに右側が切れたりします。

 

 

まずはバルブを点検しますが新品同様で切れている様子はありません。

点かない時は電気が来ていないのを確認しました。

 

この年代のベンツのこの症状は昔、散々やったのでおおよそ予想はつきます。

ヒューズBOX奥のカバーを外すと

 

ライトを制御しているユニットがあります。

 

ユニットを外して

 

基盤を点検するとハンダやせによるクラックが見つかりました。

 

一番端はテールランプの出力部分です。これだけ割れていると導通不良になりますね。

 

ハンダを盛りなおしてライト回りを点検して終了です。

 

昔も言われていましたがこの時代のベンツのハンダは物が悪く、時間が経つと痩せてしまうらしいです。

このユニットだけでなくオーバーボルテージリレーやFUELポンプリレーなどもハンダ割れしますね。

最近R129も見なくなりましたので非常に懐かしかったです。