大山淳子著《猫弁 完全版》
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人が良く、平和を愛し、時間をかけてすべてを丸く収める弁護士。
なんというか、漫画のようなスピードで面白く読める本だった。
絡まり合った細い糸が、読むにつれ解かれ、それぞれが関係ないように思える中、最後にはパズルのようにぴったりと合う。
そして、みんながハッピーになる。
猫弁百瀬を前にありえないなんて誰がいえようか?

真実を突いている言葉も出てきた。
何を考えているか分からない人間は、何も考えていない。
勇気ある人間は大勝負をする時ラストまで筋書きを書かない。

シリーズがあるようなので、是非読みたい!


山本幸久著《愛は苦手》
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アラフォー女子の日常短編集。
主婦、バツ、独身、愛人etc
それぞれのぶつかる?抱える?問題。
愛にも色々あり、形も色々ある。
でもさすが、山本幸久さん。読後感がスッキリで無理ない程度のちょっと前向き。
結局は、見る角度と府の落としどころがキモよね。と思った。
自身がアラフォーの日常に共感できる歳になったなぁと別の部分に感慨深い。


金曜に楽しみにしていた吉田篤弘さん浩美さんのトークイベントに行ってきたー(≧∇≦)
初めての生クラフトエヴィング商會!!
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ご常連で慣れていそうな方もいらっしゃるので、新参者がお邪魔にならないようにと、やや緊張w
ラジオ風トークということで、質問投稿コーナーも(^^)
私も書いてみた。
そしたら、一番最初に取り上げていただき、とても感動でした!
雨について、上から水が落ちてくるなんてすごいことだ。って話に共感。
小説をどう書いているのか、あの絶妙な題名はどう思い浮かぶのか。
犬の健気さ。
浩美さんのお店作りコンサルやりたい的夢?
などなど
お二人の空気感に本当に感動でした。
しかも、めっちゃ笑った。
奥様浩美さんの合の手や優しく明るい笑顔にも癒された~
最後、お二人からサインもいただけて、宝物です!
今年はまだまだ新作が出るようで、楽しみ(≧∇≦)

吉田篤弘著《レインコートを着た犬》
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月舟町シリーズ第三部作!!
じっくり堪能しました。

笑いたい犬ジャンゴから見た月舟町のお話。
人はみな一人二役を演じている。
人生は予告編。
言葉にできるものは大したものじゃない。
など、今回も深い名言がいっぱい。

ジャンゴはしゃべれないけど、色々理解してる。
確かこういうことを⚪︎⚪︎というのではなかったか。
ってとこが好き。
今回はここに吉田さんの言葉へのこだわりを感じた。

つむじ風食堂の懐かしの面々も。
第一部で果物屋さんはココとはどこかとオレンジと懐中電灯で考えていたけれど、この三部作ではココとは何かを探しに旅に出てた!
しかも、そっくりな弟も居た。

じんわり癒され、前向きになる読後感。

15日は、クラフトエヴィング商會のトークイベント!
ますます楽しみっ(≧∇≦)

宮下奈都著《太陽のパスタ、豆のスープ》
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20代後半のあすわが結婚式直前に婚約破棄にされてしまうところから話は始まる。
叔母のロッカさんにドリフターズリスト(ドリフターズ=漂流者)つまりやりたいことリストを書くことを勧められる。
このリストは自己吟味自己分析に役立つ。
あすわはこれで人生初めて自分と向き合う。
自立も出来ていないくせに、自立ししっかり立っている人と比べていじけて落ち込んだり、自己中で責任転嫁するあすわに私は正直イライラした。
でも、六花さんがファンキーでかなり好きなキャラだったり、
彼女の周りの幼なじみの京ちゃんや同僚の郁ちゃんの意思を持って前に進む姿が好きだったので、読み続けてみた。

最後まで読んで、人間は変わろうと自分が決意した時から、変われると希望を持てる話で読んで良かったなと思った。

自己が定まらないうちに結婚せずに、破談にしてもらって良かったね。と思えた。

解説が最近お気に入りの山本幸久さんだった。
そして、読者に語りかけるパターンで、面白かったのでスピンオフの超短編って感覚で、得した気分(^ ^)