期せずして
今週2回目の観劇



東急シアターオーブにて

ミュージカル ボディガード




1992年公開された
ケビン・コスナーと
ホイットニー・ヒューストン主演の
大ヒット映画 ボディガードを舞台化


日本では2020年春の公演が
コロナ禍の影響で大阪5回のみ

2022年に再演

今回が再々演




2022年の初日観劇で大満足だったし

最近は新妻聖子さんの舞台
ジョン&ジェンを間近で観て大満足で

満ち足りていたので
今回は見送るつもりだった


でも

先日インスタチェックしてたら
目に入った新妻聖子さんの投稿

今回の舞台の華やかなステージフォト
それに添えられたコメントに驚愕


個人的なスケジュールの都合で
ボディガードが終わったらしばらく
少なくとも一年は
ミュージカル出演しない


とのこと

どゆこと!?
しばらくお会いできなくなるの!?


お一人でも多くの方に

会えたら嬉しい



そう言われたら行かずにはいられない
速攻チケット取りました

なぜかセンターブロックの15列目が
まるまる空いてたの
何かでブロックされてたのが
直前に開放されたってこと?
制作開放席的な?

迷わずそこ取りましたよ
ドセンターの席をね


行って本当によかった

もしかしたら私的に最後かもしれない
最高のエンダー聞き納め

ストーリーも若干変わった?
ブラッシュアップされて共感しやすい

華やかな照明の演出とか
全体的にパワーアップしてる


入口で1人にひとつもらえる
カテコのペンラも美しく



みんなで盛り上がって
「聖子さーん」って声も聞こえてきて

こんな風に屈託なくみんなで楽しめる
なんて幸せなんだろう

2年前はまだまだ平和には程遠くて
幕が上がるまでドキドキだったなぁ
なんて思い出して

そう思ったら
舞台の感動と相まって涙でちゃった
幸せの嬉し涙


東京公演は3月3日まで
その後山形、大阪

ぜひお見逃しなく!

 

 

キャスト

新妻聖子:レイチェル(スーパースター)
大谷亮平:フランク(ボディガード)

AKANE LIV:ニッキー(レイチェルの姉)
野林万稔:フレッチャー(レイチェルの息子)

水田航生:サイ(広報担当)
内場勝則:ビル(マネージャー)
加藤潤一:トニー(旧来のボディガード)

大久保祥太郎:ストーカー

 

上演時間

第一幕 65分
休憩 20分
第二幕 65分
計 2時間半



※以下、ネタバレありの感想です



運よく取れたドセンターの席
素晴らしかった飛び出すハート


特に幕が上がってすぐのショーの場面

レイチェル先頭でダンサーが1列に並び
千手観音みたいなパフォーマンスが
すごくきれいに見えた
まるで私のためみたい
って勘違いしちゃう爆  笑

その後のダンスシーンも
アンサンブルの方々が
シンメトリーで踊ってるのがわかって
得した気分



新妻聖子さんの歌は
相変わらず圧巻の迫力だった

美しくてオーラがあって
スーパースターそのもの

ステージ衣装も華やかだったし

私としてはストーリーありの
聖子さんのライブを楽しんでる感じ



大谷亮平さん
お声がちょっとしわがれていて
シングルキャストなのでお疲れなのか
いつもはもっとしっかり声がでてた気がするんだけどなぁ

毎回のお姫様抱っこ
おつかれさまです

デキるボディガードなのに
若干ヨレっとした感じで
なんだか和みますね

そのギャップにレイチェルも
ニッキーも惹かれたのかな


ホント、フランクは罪なオトコなんですよ
あんな状況だったら吊り橋効果もあって
好きになっちゃうの無理もない

歌はわざと音痴に歌ってる疑惑が濃厚

レイチェルとフランクが恋に落ちるの
どこかで見た、なんだかデジャブ
恋する警護24時
ひーくんと麻衣さんみたいじゃない?



2回目でネタバレしてるので
レイチェルにもニッキーにも
かなり感情移入して観てた

特にお姉さんのニッキー

ニッキーがレイチェルと間違われて
殺されてしまったとき
ホント切なかったな

光り輝く妹の陰でずっと地味な人生
しかも自分でそれを惨めだと思ってる
そのまま日が当たることなく
亡くなってしまうなんて
少しでも幸せを感じる人生だったら
よかったのに

でも前回と少しストーリー変わってる?
前回はお姉さんがストーカーを
手引きしてた悪者だったような
気のせいかな

今回はファンレターに
レイチェルになりすまして
お返事書いただけ
出来心の可愛らしいいたずら

その結果がこんな悲劇になるから
妹を妬んで殺すより
リアリティがあるし
人間ドラマ的な深みが出たし
より一層ニッキーが不憫なの


カーテンコールもとても充実

作品の中では歌も踊りもない
キャストの方々も驚くほど軽やかに
歌や激しいダンスを披露するし

実は舞台奥に隠れていたバンド
ずっと楽しい音楽を奏でて
バンドにライト当たったときは
楽器ごとのソロもあってウキウキ

観客席ではみなペンラと手拍子で
舞台と観客が一体となって盛り上がる

これは2年前にはなかったこと

楽しかったーラブラブ


 

セットリスト

ACT1
Queen of the Night
How Will I Know
Greatest Love of All
Saving All My Love for You
Million Dollar Bill
I Wanna Dance with Somebody
So Emotional
Run To You
Where Do Broken Hearts Go
I Have Nothing

ACT2
All the Man That I Need
I’m Every Woman
All At Once
Jesus Loves Me
One Moment in Time
I Will Always Love You
I Wanna Dance with Somebody


 

 

あらすじ

レイチェル・マロン(新妻聖子)は歌手・女優のスーパースター。
姉のニッキー(AKANE LIV)と共にオスカー賞を目指している。

彼女は数か月前から謎のストーカー(大久保祥太郎)に付きまとわれ、楽屋で脅迫状が見つかった。


レイチェルの身を案じるマネージャーのビル(内場勝則)は、敏腕ボディガードであるフランク・ファーマー(大谷亮平)を説得してレイチェルのボディガードに雇う。

はじめのうちフランクは、レイチェルや広報担当のサイ(水田航生)、古参ボディガードのトニー(加藤潤一)となかなかうまくいかない。

姉のニッキーは自分の楽しみとして小さなバーで歌を歌ってる。そこに帰り道を心配したフランクが現れ、ニッキーはフランクの優しさに触れる。

フランクに参加を反対されたショーの最中、暴漢に襲われたレイチェルをフランクが救う。

2人は急速に惹かれあい、一夜をともにする。
しかし冷静になったフランクは依頼人と深い仲になったことを後悔し、一定の距離を置くことにする。

再び脅迫状がくる。
フランクの友人の捜査官の鑑定と調査で、犯人は特殊訓練を受けた元軍人で、レイチェルと愛し合っていると妄想している男だと判明する。

フランクはレイチェル、息子のフレッチャー、ニッキーを連れて、自分の実家に避難する。
そこでニッキーから、レイチェルにきたファンレターにレイチェルになりすまして返事を書いたことを告白される。

その直後ストーカーが現れ、レイチェルと間違えてニッキーに近寄り殺してしまう。

オスカー賞にノミネートされ、授賞式に出席し歌うレイチェルを狙い撃つストーカー。
すんでのところでフランクが身代わりになり、レイチェルは無事。
さらに襲い掛かってくるストーカーを倒れたフランクが最後の力を振り絞って仕留める。

右腕の怪我で済んだフランクは、危険のなくなったレイチェル家を後にし次の任務へ。
さらに大スターとなったレイチェルは華やかな舞台へ。
お互いの道を歩む。


 

 

2022年の感想