先週

帝国劇場にて



 

ムーラン・ルージュ!
ザ・ミュージカル


4回目の観劇
そしてこれが私の千秋楽

いっぱいチケット取ったと思っても
あっという間だった

1回も中止にならず感謝

会場に入るとこの雰囲気


帰ってきたという感じすらする


4回も観るとストーリーが胸に迫り
2人の悲恋が沁みるなぁ


今回のメインキャストはこちらの2人

 

 

サティーン役の平原綾香さん
ボーカリストとしては最高峰にいる方
圧巻の声量と歌唱力
ややハスキーな声ですごい迫力


対するクリスチャン役の甲斐翔真くん
今回も可愛らしかった

伸びやかな歌声でピュアに歌う
憧れの年上の女性にその純真さで
ぐいぐい迫るさまが本当に素敵で
サティーンはきっとこれまでの人生で
こんなピュアな男性は初めてだったろうな

2人が恋に溺れてしまうの納得


と思いつつ

4回の観劇を振り返ると
やっぱり私は
望海風斗サティーンが好きかなぁ


煌めくダイヤモンドなんだけど
色々あったこれまでの人生とか
ムーランルージュの経営難とか
命を脅かす病とか
背負うものが多すぎる複雑な女性を
繊細に丁寧に演じてたと思う


クリスチャンは翔真くんも芳雄さんも
それぞれの良さがあって
どちらもとってもよかった



今回初めての橋本ジドラー


落ち着いた大人のジドラーで
コメディ的部分がより面白かった


とはいえシャープな松村ジドラーも
とても素敵だったの


ダンスは松村ジドラーのほうが上手かも



さっそく来年の再演が決まったの

嬉しいラブラブ

 

こんなに完璧に仕上がったカンパニー

解散したらもったいないもん

 

来年もまた絶対観たい


まだ飽きないの?って感じよね

 

作品の持つパワーがすごいから

何度観ても飽きないのです




◆キャスト

 

サティーン:平原綾香
クリスチャン:甲斐翔真

ジドラー:橋本さとし
ロートレック:上川一哉
デューク:K
サンティアゴ:中河内雅貴
ニニ:加賀楓



プリンシパルキャストのうち
公爵役の伊礼彼方さんだけ
お会いできなかったの
コンプリートできなくて残念

来年こそは


◆上演時間
第一幕 13:00~14:10
休憩 25分
第二幕 14:35~15:55



◆あらすじ 

若きアメリカ人作家クリスチャンと、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター、サティーンの切ない恋物語。

1899年、パリ。
若きアメリカ人作家クリスチャンは自分を探すためにパリにやってきた。

夜ごと華やかなショーを繰り広げるムーラン・ルージュは裏では火の車。

粉飾決算に失敗し、破綻寸前。
クラブのオーナー兼興行主のハロルド・ジドラーは裕福な貴族であるデューク(モンロス公爵)を看板スターであるサティーンに引き合わせ、出資を取り付けるよう画策する。

ムーラン・ルージュの常連だがツケがたまって出入り禁止の画家兼作家トゥールーズ=ロートレックとパリ随一のタンゴダンサー・サンティアゴはその日暮らし。出会ったクリスチャンの才能を見出し、みんなで新しいショーを作ってムーラン・ルージュで上演するために、サポートを得ようとサティーンに会いに行く。

クリスチャンを公爵と勘違いしたサティーンは2人で踊り意気投合、楽屋でクリスチャンの歌を聞き恋におちる。そこにジドラーと公爵が現れ勘違いが判明する。ロートレックとサンティアゴも登場し、公爵に怪しまれないようにするため、みんなで新しいショーを作るので、そのパトロンになってほしいとお願いする。公爵とジドラーはビジネスの交渉、クリスチャンたちは追い出される。

公爵は出資ではなく、サティーン含めたムーラン・ルージュの経営権買取を申し出、ジドラーは受け入れる。
サティーンも、もう若くはなくこれが最後のチャンスかもしれないと公爵を受け入れる。

サティーンを諦めきれないクリスチャンはトゥールーズから彼女の身の上話を聞く。ボロボロの野良猫のようだった少女時代、父親から売春を強制され、その後苦労して自らの力でムーラン・ルージュのトップスターに上り詰めた。彼女に恋してたトゥールーズは、足が悪いので告白できなかったが、お前は諦めるなとクリスチャンを励ます。

クリスチャンは再びサティーンの楽屋に戻り、公爵の愛人となったサティーンに恋人になってほしいと請う。
「誰にも知られてはいけない恋をしたいの?私はもう路上で身を売る生活には戻れない」というサティーンにクリスチャンは「僕と星を旅しよう」と返す。「バカなの?」
2人の恋はもう止められない。

ショーの準備をしながら、公爵の愛人として振る舞うサティーンだが、サティーンとクリスチャンは周囲に止められても隠れて恋に溺れていく。しかし公爵は愛する女の浮気相手を殺してしまうような残酷で危険な男だった。

体調のすぐれないサティーンは結核を患っていて余命わずかということが判明する。しかしクリスチャンの作ったショーを世に出して彼の才能を知らしめるため、ショーの初演までは頑張ると言ってきかない。

サティーンを我が物として振る舞う公爵が許せないクリスチャンに、ジドラーはアブサンを振る舞って慰める。

諦めきれないクリスチャンは、公爵と一緒にいるサティーンを
取り戻しに行くが、クリスチャンを公爵から守りたいサティーンは愛してないと嘘をついて突き放す。

ショーの初日。舞台が進んでいく中で、行方不明になっていたクリスチャンが現れ、自らを拳銃で撃とうとする。サティーンがそれを止めて愛をささやき息絶える。

 

 

 

過去3回の感想

 

初回観劇で芳雄さんのBD公演

 

 

望海サティーンと翔真クリスチャンの
恋の行方にどっぷりハマる

 

 

望海サティーンと芳雄クリスチャンの
紡ぐドラマにクラクラ