雨の中行われた11日のvs.ソフトバンク戦。勝てば5年ぶりの単独首位となるところでしたが、万波中正の特大ホームラン、水谷瞬のプロ初安打・初打点も勝利につながりませんでした。
初回に飛び出した万波の2号ソロはレフト席最上段に着弾する特大弾。「レフトの近藤、一歩も動かず」と表現される万波らしい当たりでした。テレビで見ていてもどこまで飛んだのかビデオを見るまではわからないほどでした。
しかし、雨のせいでマウンドは足元が悪く、先発北山亘基は苦戦。すぐに同点→逆転されます。そこに現れたのが6番レフトで初出場・初スタメンの水谷です。三回表、郡司の待望1号ソロで2‐3となったあとの1死満塁から痛烈なレフト前ヒットで同点としました。
ホークスで苦節5年。昨年12月の現役ドラフトでファイターズに移籍。オープン戦で結果を出し、このソフトバンク戦から1軍に昇格したばかり。恩返しのヒットを、観戦に来ていた母親の眼前で放ちました。うれしかったでしょうね。次打席以降は力み過ぎて三振を重ねましたが、ハムの秘密兵器としてベールを脱ぎました。活躍をこうご期待―というところでしょう。
四回以降は投手戦→中継ぎ勝負となったのですが、七回にマーフィーがつかまりました。今季のウチの中継ぎ陣は好結果を出しています。ここは踏ん張って打線の援護を待ってほしい場面でしたのでがっかりです。
総体的に、選手強化を期待して取った外国人選手の不振が目立ちますね。本日のマーフィー、全然出てこないバーヘイゲン、ザバラ。野手でもスティーブンソン、レイエスのバットが火を噴きません。もう少し辛抱して使わざるをえないのかなあ
11日は勝っていれば6勝4敗となり、6勝5敗のソフトバンクを抜いて単独首位になるところでした。負けたので一気に4位になりました。試合数が少ない今の時期、順位はどうでもいいような話ですが、「単独首位」の言葉の響きを聞きたかったです。
12日からは京セラでvs.オリックス戦。少し出遅れていたオリックスもウチから移籍した吉田輝星なんかが調子よく、勢いを取り戻しつつあります。ここはガツンと叩いてやって、ウチがペースをつかみたいと思います。
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