上沢直之が日本時間11日午前の３A戦に先発登板しました。結果は５回を投げて3失点。思うような結果は出ませんでした。
上沢は現在、MLBボストン・レッドソックスの傘下３Aウースター・レッドソックス(マサチューセッツ州ウースター)に所属しています。この日は敵地ニューヨーク州シラキュースのNBTバンク・スタジアムでシラキュース・メッツと対戦。ネットの速報サイトで投球をウォッチしました。
一回裏、上沢は先頭打者にいきなりの3塁打を打たれます。2番打者をショートゴロに打ち取り1死。しかし、3番打者にライトオーバーのホームランを打たれ、2点を先制されました。「ええーっ、これは…」という感じでした。
二、三回は1四球のみで何とかゼロに抑えましたが、四回には2死1塁から2塁打で1点を追加されます。結局、5回を79球、被安打4(うちホームラン１)、四球１，5奪三振、3失点で初登板を終えました。
このあと、味方にソロホームランが出て2‐3の1点差。九回表には1死満塁まで攻めましたが、決定打は出ず、そのまま敗戦。上沢は負け投手となってしまいました。
ピッチングはカットボール、チェンジアップ、シンカー、カーブと変化球が主体。フォーシームはほとんど投げず、投げても140キロ台後半でしたので、この結果は、首脳陣にどう評価されるのでしょうか
球数はまだいっていなかったので六回を投げて無失点に抑えれば、一応、クオリティースタートにはなったはずですが…。まあ、これでは近いうちにメジャーに上がるのはちょっと無理な感じでした。
これから何度か登板していくうちに、上沢のいいところを評価してもらえれば、まだまだチャンスはあると思います。今後に注目したいです。
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