開幕第１戦、ZOZOマリンでのvs.ロッテ戦は４‐１の勝利。開幕戦での白星は2019年以来5年ぶりです。開幕投手伊藤大海は6回無失点の快投。新外国人レイエスが来日第1号をレフトスタンドにぶち込みました。
伊藤は立ち上がりこそ先頭打者にヒットを許し、一見苦しいピッチングでしたが、あとはすいすいと4安打、9奪三振。五回裏の2死満塁のピンチも何とか切り抜けました。
ファイターズは開幕試合に弱く、2016年大谷、17年有原、18年ロドリゲスが連敗したあと、19年勝利(先発の上沢には勝ち付かず)。しかし、その後、20年有原、21年上沢、22年北山、23年加藤と勝っていませんでした。久しぶりの開幕戦勝利をもたらした大海。開幕投手が勝ち投手になったのは、15年の大谷以来９年ぶり。この調子を持続してほしいです。
開幕初1軍・初スタメンで捕手を任された田宮裕涼も十分な働きを見せました。三回無死１，3塁のチャンスにセンター前タイムリーで先制点を呼び込みました。高卒6年目の23歳。開幕スタメンは重荷かなとも思いましたが、杞憂に終わりました。今シーズンの活躍がますます楽しみになってきました。
チームリーダー・松本剛。3点目をたたき出した五回の3塁打は見事でした。守備でもヒット性の当たりをダイビングキャッチでアウトにするなど、本当に頼りになります。
そして、レイエス。2打席目の四回。当たり損ねの3塁ゴロで全力疾走し、来日初ヒット(内野安打)を記録しました。記念のボールが返ってきて苦笑いを浮かべていました。しかし、次の打席では4点目となった来日初ホームラン。オープン戦ではいまいちの感もありましたが、いよいよ本領発揮ですね。今季、何本打ってくれるでしょうか
さて、30日の先発は加藤貴之。ロッテは種市。なかなか厄介な相手ですが、初戦でヒットが出なかったマルティネスや野村にも打ってもらい、連勝と行きたいものです。あと、本日の九回を任された田中正義がちょっともたつきましたので、その辺も調整してほしいです。
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