キャンプ最終日のオープン戦vs広島戦は１‐２の九回裏、上川畑大悟の同点タイムリーで追いつき、石井一成がサヨナラ２塁打を放って３x-2で勝利しました。これで、キャンプ中の対外試合は８戦無敗（７勝１分け）。試合後には恒例の手締めが行われ、最高の形でキャンプ終了です。今年は何かやってくれそうな気配がします。
先発上原健太は４回を１安打無失点。常に期待されながら満足な結果がなかなか出ていなかったドラ１投手。昨年後半からの好調に引き続き、この日は落ち着いたピッチングでアウトを重ねました。初回に四球を与え、課題を100%はクリアできなかったものの、ローテ入りを期待できるところまで仕上げてきました。なお一層の奮闘を望みます。
六回からの３イニングを任された根本悠楓は七回に３者連続で三振を奪う(六回の第３アウトを入れると４者連続奪三振)など圧巻のピッチング。八回２死から連続ヒットを打たれてピンチを招きましたが、次打者をショートゴロで凌ぐなど成長ぶりを見せてくれました。侍ジャパンでの活躍を期待します。
打線は八回まで９安打を放ちましたが、得点は五回に郡司の犠牲フライで１点を挙げただけ。もう少し何とかならなかったのかと思います。
しかし、九回裏には粘りを見せました。１死後の四球を足掛かりに野村佑希のセンター前ヒットで１‐３塁。上川畑のタイムリーで同点として、オープン戦ながら球場が盛り上がりました。最後は石井がヒーロー。いつも、春先は調子が良くてもシーズンに入ると活躍できない印象のある石井ですが、激しい二遊間争いの中、調子の良さを継続してほしいです。
キャンプが終わり、27日に那覇での読売との練習試合を経て、3月2日から札幌ドームで阪神とのオープン戦です。本日の試合後のインタビューで新庄剛志監督が、3月1日のエスコンでのファーム教育リーグ(vsオイシックス戦)に1軍選手も出場してもらうようなことを言っていました。1日からぜひ見に行きたいです。
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