WBC準々決勝は日本がイタリアを９‐３で下し、準決勝進出を決めました。ファイターズの伊藤大海が五回２死１、３塁のピンチの場面で先発・大谷翔平をリリーフ。後続を断って見事に火消し役を務めました。
大谷は四回まで無失点ピッチング。しかし、最初から飛ばしに飛ばした影響からか、４‐０で迎えた五回に２点を返され、２死ながら１‐３塁に走者を残して降板。あとを伊藤に託しました。
チームでは先発ながら、これまでに国際大会でクローザー、中継ぎで実績を残しているだけに、この日も落ち着いた投球ぶり。敵の４番をショートフライに仕留め、ようようとダッグアウトに引き上げました。
ここで1点差、あるいは同点にでもされたら、ゲームがどう転ぶかわからない場面での見事な活躍です。大谷、ダルビッシュ、近藤とファイターズゆかりの選手が多いとはいえ、現在所属する選手としてはただ1人、チームの誇りを背負ってのWBC出場。米国での準決勝、決勝での登板が楽しみです。
この日の侍ジャパンは、大谷⇒ダルビッシュの投手リレー、村上の復活タイムリー２塁打と見どころがいっぱいでした。１７日未明、すぐにチャーター機でマイアミに出発するそうです。時差の影響を最小限に－という配慮とか。侍ジャパンの健闘を祈ります。頑張れニッポン。
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