今年は梅雨入りが遅いですね。
日々やることが多くて、なかなかblogに手が回りません(言い訳がましい)
今週は平日も週末も本番なので🎹練習は勿論ですが、片付けごとも相変わらずです。
今日は和室のドアノブの交換にチャレンジしました。壊れていて閉まらなかったドア....
合いそうなものを購入し自力でやることに。
ドアノブの交換は簡単に出来たのに、受け側の金具の寸法が微妙に合わず.....奥行きが浅いため入らない😂
彫刻刀まで持ち出して時間をかけて削り、なんとか設置できた!(何時間かかったのやら)
大工さんになった気分でした(笑)
我が家の癒し犬
先週トリミングでした
かわいいけど
なんか笑えてしまうのよ〜
![驚き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/619.png)
海外の弦楽四重奏団との演奏会でした
翌日の日曜日は友人と山﨑亮汰さんのピアノリサイタルを聴いてきました。
豊田のA・PIACERE に聴きに行くのは久しぶりです。
身近で聴ける数少ないサロンなのですが、今年で区切りをつけられるそうで残念です
山﨑亮汰ピアノリサイタル@豊田A・PIACERE
14:00開演
【Program】
モーツァルト:ピアノソナタ第18番 ニ長調 K.576
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」ハ短調 Op.13
リスト:ノルマの回想S.394
~ 休憩 ~
ラフマニノフ:絵画的練習曲「音の絵」Op.39 全曲
♪アンコール
バッハ=ブゾーニ コラール
ショパン:ノクターン遺作 嬰ハ短調
リスト:ラ・カンパネラ
開演時間間近になるとオーナーさんのご挨拶があり、まもなく始まりますと。
しかし開演時間の14時過ぎても
5分、10分過ぎてもいっこうに山﨑さんは登場しません。
シーンと緊張しながら待っていたお客さんもさすがに???とざわつき始め、
「体調でも悪いのか?」
何かアクシデントでもあったのではないか...と心配になり、もはや「今日の演奏会は中止?」とまで思いました。
たくさんの演奏会に出かけできたけど、こんなことは初めてでした。
15分経過....
普通に始まっていたら1曲目のモーツァルトのソナタ全楽章が終わる頃です。
なんのアナウンスもないのもどうかと思いましたが
ようやく山﨑亮汰さん登場。
しかもにこやかに...
何事もなかったかのようにモーツァルトを弾き始めました。
モーツァルトの最後のソナタニ長調は弾きにくい部分も多く、最も難しいソナタになりますが、そんなことは微塵も感じさせない見事な演奏でした。
モーツァルトにしてはルバートが多めだったりロマンチックな表現が多かったかな...
初めて生で聴く山﨑さんのテクニックが相当なことが開始してすぐに理解出来ました。
彼は国際ブゾーニ国際コンクールで3位入賞を果たしています。実力者がひしめき合うコンクールで出場権を得るのすら大変。
そんななかでの入賞で、配信でも素晴らしかった記憶があるので楽しみにしていました。
2曲目に入る時に山﨑さんご自身から解説と「開演時間が遅れてしまったこと申し訳ありませんでした」とお詫びのお言葉がありました(理由には触れず・・・友人とは寝てた?と話してました^^;)
ベートーヴェンの悲愴ソナタは最近開催されていたゲザ・アンダ国際ピアノコンクールの第一次予選でたくさん耳にしましたが、あまり良い演奏に出会えなくて悶々としていたので(ベートーヴェンのソナタを3曲用意し当日90分前に指定らしいので不出来な演奏も多かった)山﨑さんの重厚感のあるベートーヴェンらしい安定した演奏に救われました。
これが実力者の演奏だよね...と。
一回引っ込んでから前半の最後はリストのノルマの回想(ベッリーニ)
狭い空間でも躊躇なく大きな表現をされるので迫力が凄まじく、超絶技巧を感じさせない手の内に入った演奏でした。
亀井聖矢さんのを生で数回聴いたけれど、また違った感動がありました。
休憩を挟んで
後半はラフマニノフの音の絵練習曲Op.39の9曲を全曲というなかなか聴けないプログラム。
山﨑さんはリストの超絶技巧練習曲全曲とかショパンの練習曲全曲も過去には演奏されているので、テクニックにも自信があるのでしょうし、全曲揃えて弾くことへの拘りが感じられます。
ラフマニノフの音の絵作品39は
自分が卒業試験で弾いた曲でもあり、がむしゃらに勉強した思い出の曲でもありました。
数十年経過して久しぶりに弾いてみましたが、こんな超絶技巧な曲をよく弾いたものだ...と。
若いって怖いもの知らずだなと(笑)
冒頭の1番もよほど手が温まってないと上手くいくわけがないし
5番はやはり素敵な曲で名曲だと改めて思ったし
締めの9番も手が大きくて余裕がないと、曲の良さが表現出来ない。
格好いい曲なんですよね。ラフマニノフの醍醐味を感じられるし弾いていても楽しい曲。
山﨑さんは汗ひとつかくことなく全曲を弾ききりました。
音色の振り幅が半端なく、あっという間の40分。
なんの危なかしさもない見事な演奏としか言えません。
ふと思ったのは山﨑さん
これだけのキャリアがありながら、人気ないの?(スミマセン)知名度ないの?
客席は可動式なのでお客様の人数に合わせて席を作るのだと思いますが、少なく感じました。
でも山﨑さん、このホールで3回目のリサイタルだそうで、リピーターが多かったみたいです。
1度聴いたらまた聴きたいとなりますよ....
音の密度が濃いというのか、凄い音なんです。
音量もだけどそれだけじゃなく、山﨑さんの持っている音の質感が今まで聴いたピアニストにはないものを感じました。
全プログラムが終わりアンコールは3曲。
難解で華やかなラフマニノフから静粛を取り戻すようなバッハ=ブゾーニのコラール。
最後にもう1曲と言いショパン ノクターン嬰ハ短調遺作を。
躊躇しながらも拍手に応えて下さり(会場からは笑いが)
ラ カンパネラも弾いてくださいました。
笑うと愛嬌があって、トークでも人柄の良さが滲み出ます。
若く見えるけど何歳なんだろうと思いきや、今年25歳になる年なんですね。
この年代 本当に楽しみな人材が多いです。
帰りは友人宅近くのお店で夕飯を食べて帰りました。
自然薯の美味しい和食のお店です。
麦ごはんととろろの組み合わせ最高ですね♪
人気メニューのこちらは友人と分け合いました♪
もちもちして美味しかったです!
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