自分を表現できるピアノテクニック
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ドイツ講習会

今年は"日本におけるドイツ年”だそうです。

このアメーバーブログのトラックバックステーションに書いていました。

それとは関係はないのですが、そんなことを聞いてドイツで行われている夏季講習会を紹介しようと思いたったので、紹介します。

この講習会は日本からのツアーで行くものとは違って、現地でやっている講習会です。

ドイツのゾーベルンハイム(フランクフルトから列車で1時間あまり)という、とても小さな田舎町でやっているマタイザー・ゾンマー・アカデミーという講習会です。

2年に1回開催されて、今年は8月12日~8月28日まで。

コースは、≪ピアノ≫≪ヴァイオリン≫≪ヴィオラ≫≪チェロ≫≪クラリネット≫≪マリンバ≫≪パーカッション≫≪声楽≫と8コースあります。(コースによって日程は少しずつ異なります。)

講師の先生や生徒、野外コンサートなど、毎晩のようにコンサートも行われていて、とても充実した講習会です。

講習会受講料は8/12~8/28のコースで、540 € (ユーロ)(申込料+受講料)。
希望者にはホームスティ先を紹介してくれます。1日15 € 。

講習会のホームページはこちら
日本語のHPはありません。質問があればコメント欄に書いていただけましたら、わかる範囲でですがお答えさせて頂きます。



ドイツ語がわからないという方は、出発前に「CDブック 耳で覚えるはじめてのドイツ語 」 で少し学習されるとよろしいかと思います。

格安航空券検索はAB-ROAD.net(エイビーロード )
関空-フランクフルトが8/10出発で¥91.000~

とても上手な演奏だけど、何か物足りない・・・。

それって練習では補えない何かがあると思っています。

その1つに”気”があるのではないでしょうか・・・。

私は気功の勉強はしたことがないので、詳しく説明はできませんが、一箇所に"気”を止めてしまうのではなくて、全身に"気”が流れるようにすることです。

子供たちのレッスンでは、"気”と言ってもわかりにくいので、自分の気持ちやエネルギーを吐き出すようにと言っています。

"気”を自分で感じるのは簡単ではないのでしょうが、体の使い方や呼吸と関係してくることですので、指のことばかりを考るのではなく、体のすべてを意識するようにしましょう。

呼吸の流れ

久しぶりにテクニックについて気になったことを書こうと思います。 

以前に知り合いのピアノのリサイタルを聴きにいった時に、その人の姿勢がすごく気になったことがありました。

どんな姿勢かというと、首が折れて頭が前に倒れているという状態です。

ブーニンのような・・・といえば理解してもらえるでしょうか・・・。 

ピアノを弾いているとどうしても背中に力が入っていって上体が上がってしまいます。

それがだんだん首にきて、首もけっこう固くしてしまいがちですが、首は意識すれば力を抜くのはそんなに難しくないです。

でも、頭が下に垂れてしまうのは、力を抜くのとは違うんです。

私の知り合いの方は、力を抜こうとして首が垂れてしまっているのか、無意識でそうなっているのかは知りませんが、人によってさまざまでしょうが、私はあまりそれがいい状態とは思いません。

なぜかというと、それは呼吸とつながってるからです。

息の流れをいかにスムーズにするかは、声楽や息を使う楽器の人でなくても、とても大切です。

自然な姿勢というのは以前にも書きましたが、背骨の上に首、そして頭がまっすぐ乗っている状態です。

特にピアニストは呼吸を意識することをあまり教わらないので自分では気づきにくいのですが、姿勢や呼吸を演奏中に意識することが少ないです。

姿勢は呼吸とつながっています。そして呼吸は音楽と大きくつながっています。

声なんかはちょっとした微妙な変化でも息の流れは変わりるそうですが、呼吸は、楽器をする時以外でも、日常生活でも(精神的な面とか)でも違ってきます。

その微妙な変化ですが、実は簡単なことなんです。 

それは、ちょっとした”あご”の角度の違いです。

一番いい角度は、人によってさまざまらしいのですが、そのちょっとした違いでも呼吸の流れは微妙に違ってきて、演奏に影響しています。

ちょっと下向きがいいとか、ちょっと上げたらいいとか・・・、本当にちょっとだけでも変わります。

演奏中苦しいな・・・と思ったら、ちょっと”あご”の角度を上げ下げして変えてみられたらいかがでしょうか。

ドビュッシー

フランスものというと、まずはドビュッシーとラヴェルを思い浮かべるのではないでしょうか。

ドイツ音楽かフランス音楽か、どちらかにかたよって勉強してしまいがちですが、

ロシアの巨匠といわれている、「タチアナ・ニコラーエワ」はバッハが得意なピアニストですが、彼女の生徒がニコラーエワに、「これから何を弾いていけばあなたのようなバッハが弾けますか?」と、質問したら、彼女は「まずはいろんな分野の音楽に取り組んでいって、それらを知らないといけません」と、答えたそうです。

フランス音楽は、ドイツ音楽のように、和声がきっちり理解できなくて、音楽の道が見えにくいところがたくさん出てきます。
肌で音楽を感じて、そのニュアンスを楽しんでいくような、感覚が必要なのではと思います。

ドビュッシーの曲を初めて弾く時は、『アラベスク』『子供の領分』を弾きますが、よく勉強で取り上げられるものは、バッハの平均律のように24曲からなる『前奏曲』でしょう。

とても有名な、「亜麻色の髪の乙女」や、「沈める寺」などが、入っています。

音楽のニュアンスを音色やリズムの感覚でうまく表現していく楽しみがあり、そういうところがフランス音楽のよさなのではと思っています。

オススメしたいCDは「アース・モニク」の、【ドビュッシー:ピアノ作品全集】です。
ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集 (練習曲集・1喜びの島・ベルガマスク組曲・ピアノのために・他)
ドビュッシー:ピアノ作品全集第2集 (映像・前奏曲・他)
Listen  視聴のCDは紹介しているCDと内容が異なります。視聴のCDはこちら

楽譜も購入できます。安川 加寿子編
ドビュッシー ピアノ曲集(1) (アラベスク・子供の領分)
ドビュッシー ピアノ曲集 (2) (版画・ベルがマスク組曲)
ドビュッシー ピアノ曲集(3) (映像第1・2集)
ドビュッシー ピアノ曲集(4) (ピアノのために・喜びの島)
ドビュッシー ピアノ曲集(5) (前奏曲第1集)
ドビュッシー ピアノ曲集(6) (前奏曲第2集)
ドビュッシーピアノ曲集 (7) (練習曲集)
ドビュッシーピアノ曲集  (8) (小曲集)
ドビュッシー ピアノ曲集(9) (連弾集)

ぜひ弾いて下さいね。

バッハ 平均律

8度(1オクターブ)を12個の音にわけて、それらを均等な音程にしたものが、12等分平均律といって12個の音が均等な音程になるようにした音律があります。12等分平均律の起源は16世紀頃です。

その12等分平均律の12個の音の調、その調それぞれに長調と短調、そしてそれぞれにプレリュードとフーガを書いたもの、それがバッハの『平均律』という、バッハが彼の子供の為に書いたメソードです。

12の音のすべての調の長短調で全部で24曲、そしてすべてにプレリュードとフーガがあり、また、第一巻と、第二巻があるので、全部あわせるとかなりの曲数です。

バッハの平均律のCDは、これだけの曲数があるので、かなり高価なものばかりですが、とてもリーズナブルなお値段で手に入るCDがあるんです。

バーナード・ロバーツというピアニストが弾いていますが、彼はヨーロッパではとても人気のあるピアニストであり、先生でもあります。

このCDはヨーロッパではCDショップで手に入りますが、日本では今はAmazonでしか手入らないようです。こちら で購入できます。
平均律1.2巻すべてで¥4.225という驚きの安さです。

Listen  (再生には多少時間がかかります。)

アマゾンでCDと一緒に平均律のウィーン原典版楽譜も購入できます。
バッハ平均律クラヴィーア曲集 (1) ウィーン原典版
 バッハ平均律クラヴィーア曲集 (2) ウィーン原典版

ヘンレ版は楽天で購入できます。
バッハ平均律第一巻

バッハ平均律第二巻

彼の紹介やそのほかのCDの紹介はこちら でもしています。

ぜひ聴いて下さいね。

葬送 「詩的にして宗教的な調べ」より

リストは優秀なピアノニストだったので、彼のピアノ曲で魅力的な作品はたくさんあり、ピアノをやっているとどれも弾いてみたいと思いますよね。

一番有名なのは『愛の夢』で、後は『ラ・カンパネラ』や、『ため息』など、とても技巧的で音楽的な作品がたくさんあります。

今日紹介する『葬送』は「詩的にして宗教的な調べ(詩的で宗教的な調べとも言う)」の中の1曲です。

 この「詩的にして宗教的な調べ」は全部で10曲あり、7番のこの『葬送』と、10番の『愛の讃歌』が、よく知られています。

この『葬送』はショパンの死を悼んで書いたと言われていますが、本当は祖国のハンガリーの人々や友人が、オーストリアで起こしたデモで失敗して処刑されたのを悼んで書いたようです。

10分程度の曲ですが、本当にドラマティックな展開をうまくみせているすばらしい作品です。

オススメのCDはツィマーマンとホロヴィッツの演奏です。どちらもドラマティックでドキドキする演奏です。

ツィマーマンのCDはこちら ホロヴィッツのCDはこちら から世界のネットショップアマゾンで購入できます。

【楽譜・ヘンレ版】詩的で宗教的な調べ

こちら に詳しい曲目解説が書いています。視聴もできます。


先日、尼崎で悲惨な列車事故がありました。
犠牲になられた方へ、この『葬送』を送ります。
犠牲になられた方の無念さがこの作品に表現されているような気がします。
どうか安らかに眠られますようにと、心からお祈り申し上げます。

手の形

手の形が悪い!と、えんぴつでチクチクとつつかれた・・・って経験はないですか?

今ではそんな先生もおられないでしょうが、昔はけっこうそういうスパルタ先生いたようです。

それでも、手の形が悪い!とか、いくら注意してもなおらない!ってぶつぶつ言ってる先生はおられます。

指の形が悪いとよくは弾けないですが、指の形ばっかりにこだわらずに、もっと体の部分からよくしていかないと、なかなか指が自由に動くようにはならないと思います。

指の器用な人や、体が柔軟な人は、それでもかなり弾けるでしょうが、指がそれほど器用でない人もたくさんいます。

そういう人には、まず指先を鍵盤でなでたりさわったりして、指の感覚をつかんでいったり、腕や指を自由に動かせるように、体をリラックスすることから勉強すると、必ず指は動くようになっていきます。

指の形は、体の使い方が良くなっていくと、自然とよくなっていくものです。

あまり形ばかりにこだわりすぎず、柔軟に弾くこともやりましょう。

腕の脱力

ピアノを弾く時に「脱力」って先生によく言われました。

今考えると、どう脱力するのかってことを、何も教えてくれなかったような気がします。

その時は、腕を「脱力」するには腕をたくさん泳がせば脱力できると勘違いしていました。

だからいっぱい腕を泳がして弾きましたが、それをすればする程、音楽は遠ざかっていき、思ったように弾けなくて、その度にスランプだ!スランプ!って自分でごまかしながら、そこから抜けられない自分が辛かったように思います。

腕を「泳がす」のと、「脱力」とは違います。

腕を泳がしていると、無駄なエネルギーをたくさん使い、ロス時間も多くなります。

ロス時間があるという事は、音楽はいつも遅れていってしまいます。

そうすると、今度は指を速く弾いて、遅れを取り戻そうとしますよね。

そうすると、指は自分の気持ちよりも先行してしまい、コントロールできなくなります。

腕を固めてしまうのとは違いますが、力を抜く事と泳がすことは違うということ。
誤解しないようにしましょう。


持っていると便利です。ポケット音楽辞典

シャコンヌ

『シャコンヌ』一度は弾いてみたいとずっと思っていた曲です。

オリジナルはバッハの無伴奏ヴァイオリンの為の”パルティータ第2番”の終曲(全部で5楽章)ですが、シャコンヌだけで15分くらいかかる大曲なので、この曲だけ独立して演奏されることも多いようです。

ピアノの楽譜は、ブゾーニやブラームスなどがシャコンヌだけ単独にピアノ曲に編曲したものがあります。

ブラームスは左手の為の作品で、左手だけでの演奏なので、ブゾーニ版のような音の分厚さはなく、ほとんど原曲通りの編曲です。

ブラームス版よりもブゾーニ版の方が良く演奏されますが、ブゾーニ版はなんといってもかっこいいし、編曲もよくできているから誰だったブゾーニ版が弾きたくなるでしょうね。

日常の生活と共に感じる感情、喜びや悲しみ、あきらめ、苦しみ、希望・・・いろんな魂を感じて、何度でも聴きたくなる魅力がこの曲には潜んでいます。

どなたかがこう言ったそうです。「シャコンヌを聴かずに、墓場に行くのは実に惜しい。」と・・・。


シャコンヌとは、メキシコや南米の舞曲で、イタリアやドイツで器楽形式として発展しました。3拍子。

始めの8小節がテーマとなって、30数回の変奏を繰り返していきます。
変奏はバロックの変奏形式で、一定のバス進行を繰り返すという変奏形式です。
曲は3つにわかれていて、第一部分はニ短調で書かれ、第二部分がニ長調、第三部分は再びニ短調の3部形式。
和音、アルペジオ、オクターブ、走句などの高度の技巧を巧に変奏してしていき、それにリズム、運動性、音響の変化などを加えて、曲全体をまとめています。

★オススメCD★
タチアナ・ニコラーエワ(P)
ぜひ彼女のバッハを聴いてください。『主よ、人の望みの喜びよ』など8曲入っています。
飾りもくせもなく、自然で温かい音色のバッハです。ぜひ聴いて下さいね。
20世紀ロシア最後の巨匠ピアニスト 1

更新

自分の中でテクニックについて整理したいというのと、間違ったテクニックを続ける恐ろしさを知って欲しいという気持ちでこのブログを書き始めたのですが、いろいろ考えていると言葉でテクニックについて説明する怖さというものを感じてしばらく更新するのと戸惑っていました。

先生について習っていても、疑問に感じたりすることもあるでしょうし、弾いていていろいろと悩む事もあるでしょうし、少しでもヒントになるものが欲しいと思って読んでいただき、少しでも助けになればうれしいのですが、逆にその人の素質を壊してしまうのでは・・・ということもあると思います。

ピアノテクニックは一夜でどうにかなるものではなく、根気良く自分の体と付き合っていかないとなかなか習得できないし、容易なことじゃないです。

自分1人でやっていると、自分の中だけの解釈になってしまい、すぐに正しい道がよくわからなくなってしまい悩んでしまいます。
道から外れることは決して悪い事ではなくて、そういう冒険も楽しいし、それくらいじゃないと発見もできないので、別に悪い事ではいと思うのですが、その時に間違いを必ず修正してもらわないと、だんだんと道は外れていくばかりです。

いい先生につくことが一番の近道なのですけど、いい先生を見つけるのもなかなか大変です。
でも自分が本当に求めれば必ず見つかるんじゃないかと思います。
これが運命っていうものなんでしょうね。
私がそうだったからという単純な理由ですが・・・。

これからも気付いた事を少しずつ更新していきたいと思います。
よろしくお願いします。

今まで書いたもので読んで誤解しそうなテクニックについては削除しました。

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