見えました～
この景色って、芥川賞作品「東京都同情塔」（九段理江）で、主人公たちが、三井ガーデンホテルから見た景色と似通っているのではないかしら❓
ー二面採光の角部屋で、間近に国立競技場と御苑とを室内から同時に見ることができたからだ。外縁をぐるりと取り囲む、流麗な曲線のスカイブリッジを遊歩する人々の服の色や性別まではっきりわかるほどの距離だった。スタジアムを外側から鑑賞するのに、これ以上の特等席は他に思いつかないー（東京都同情塔より）
但し、ここで描かれている国立競技場は、現在のものではありません。あの幻となったザハ・ハディド氏設計の新国立競技場が建設されている世界なのです。パラレルワールドでの出来事です。だから、スカイブリッジを歩く人の姿が見えたのでしょう。なるほど～、あの流麗なカーブは美しいものでしたね～もし建設されていたら…。
物語の世界にどっぷりはまりました