共産主義の歴史を教育の場に•••(5/12) | sakoのブログ

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幼稚園児に「共産主義の負の歴史」を学ばせることを義務付ける法律がフロリダ州で成立



中国共産党の指導者であり精神的支柱でもある毛沢東は、数千万人とも言われている犠牲者を出した文化大革命を率いたことで、史上最も多くの人命を奪った個人と位置づけられています。このような共産主義に関する歴史を幼稚園を含む公立学校で教えることを義務付ける法律が、アメリカのフロリダ州で制定されたことが報じられました。


フロリダ州のロン・デサンティス知事は2024年4月17日に、公立学校に通う幼稚園児から12年生(日本の高校3年生に相当)までの子どもに共産主義の歴史を教えることを義務化する法案「History of Communism(SB 1264)」に署名しました。


この法案は、2024年の州議会会期中に106対7の賛成多数で可決されたものです。今回知事が署名して法律が成立したことで、フロリダ州の公立学校では2026〜2027年度から共産主義の歴史が必修科目となります。


カリキュラムは年齢や発達段階に応じたものでなければならず、授業では共産主義に関するさまざまな出来事や共産主義者が使用した戦術、アメリカにおける共産主義の歴史が教えられるとのこと。



また、教育課程には「共産主義の指導の下、アメリカ以外の国で行われた残虐行為」を盛り込むことが要求されており、法律の条文には「中華人民共和国の文化大革命」や「キューバ共産党やラテンアメリカ各地のゲリラ勢力」といった具体的な文言が列記されています。


デサンティス知事は会見で「私たちは学生たちが無知の中で生きたり、学校で共産主義者の擁護者によって洗脳されたりすることを許しません。それどころか、私たちはフロリダの学生たちに共産主義の悪と危険についての真実を確実に教えていきます。真実こそが私たちを自由にしてくれるでしょう」と話しました。


アメリカ本土の南端に位置するフロリダ州には、キューバやベネズエラ、ニカラグアなど中南米の共産主義体制から逃れてきた移民が多く住んでいるとのこと。そのため、この地域に住む多くの人々にとって人権侵害や政治的弾圧、基本的自由の欠如は教科書の中の記述ではなく、肌身で感じてきた切実なトラウマとなっており、共産主義イデオロギーとの戦いも個人の実体験から生まれた使命とみなされています。



法案の署名式が4月17日に開催されたのも、アメリカの支援を受けた部隊がフィデル・カストロ率いる共産主義政権の打倒を目指してキューバに侵攻して失敗に終わった1961年のピッグス湾事件に合わせてのことです。


一方、明確に特定の政治体制を敵視した教育内容を義務化する法律には、公平な教育につながるかを疑問視する意見が出ているほか、幼稚園児にまで共産主義の歴史を教えることに困惑する声も上がっています。なお、従来のフロリダ州の教育制度では、歴史の授業で共産主義について習うのは7年生(中学1年生)になってからとのこと。


採決で反対票を投じたというアシュリー・ガント議員は議会で「洗脳という言葉が飛び交っていますが、まずはカリキュラムをしっかりさせて、世界の政治を総合的に理解できる能力を生徒に身につけさせるべきです」と述べました。


https://news.livedoor.com/article/detail/26356761/


敵対意識が

過剰になる恐れはないのかな?